佐々木です。

本日（１０月２５日）新宿のＮＴＴ東日本本社前でＮＴＴ木下職業病闘争の座り 込みが行われ支援者４０名余りが参加しました。当該の木下孝子さんは、最近足 を骨折し、まだ完治していないとのことでしたが元気な姿を見せていました。 いつもやさしく謙虚な木下さんですが、２５年闘い続けてきた原動力は、不当な 首切りに泣き寝入りしたくないという想いと解雇されたときの悔しさだと、かつ て聞いたことがあります。

電話交換手をしていた木下さんは頸肩腕障害を罹病し、職場でいじめられたうえ に電電公社（現ＮＴＴ）を解雇されました。今から２５年前の１９８１年のこと です。その後ひとり争議を続け裁判を闘ってきましたが、２０００年には最高裁 で上告棄却の不当判決が出されました。それでも彼女はあきらめず２００５年に は支援共闘会議を結成、全力でＮＴＴに職業病罹病と解雇の責任をとらせようと 闘ってきました。

しかし、ＮＴＴ東日本は「最高裁判決でこの問題は解決済み」と交渉を拒否し続 けています。この秋支援共闘会議は膠着状態を打破しようと団体署名、ＮＴＴ東 日本への波状的な要請行動、座り込みと一段と取り組みを強化して解決への糸口 をつかもうとしています。明日（１０月２６日）も１５時から１８時の座り込み、 １８時からの社前集会があります。皆様、ぜひご参加ください。

ＮＴＴ東日本本社　新宿区西新宿３−１９ー２（最寄り駅　京王線初台駅） 連絡先　０３−５２１５−８７８８（支援共闘会議）

↓10/25の写真

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