写真速報 : 画期的判決!「君が代」不起立の自由を認める | |
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9月21日午後、東京地裁・難波裁判長は「君が代」不起立の教職員らを処分するのは、憲法19条の思想・良心の自由を侵害するものであるとする原告勝利の画期的判決を下した。地裁前で報告を受けた人々からは、大きな歓声が上がった。「こんな日がくると思わなかった。本当はこれが当たり前なのに」「闘ってよかった」・・地裁前は涙と喜びに包まれた。
裁判は、3年前に都立学校の教職員401人が都を相手に、国歌斉唱強制は憲法違反として起こしたもの。処分を未然に防ぐための訴訟で「予防訴訟」とも呼ばれていた。すでに、この3年の間に「君が代」不起立などで、都教委によって延べ345人が処分されている。 判決後、弁護士会館で約400名を集め、記者会見が開催された。中国・イギリスのメディアも参加していた。弁護士からは、「憲法の精神を明確にした」判決の画期的意義が、次々と語られた。判決文では、日の丸が軍国主義を煽ったことは否定できない、と「日の丸・君が代」の果たした役割にも言及しているという。 澤藤弁護士からは「憲法・教育基本法改悪を狙う安倍政権への素晴らしいプレゼント」との皮肉も。みんなの顔が明るい。こんな雰囲気は本当にひさびさだった。夜には星陵会館で報告集会が開催される。また22日11時半から、都庁の都教育委員会に対して「控訴をするな」という要請行動を予定している。 今回の完全勝利判決は、ファッショ的石原都教委の暴走に歯止めをかけ、今後の「日の丸・君が代」強制反対運動の大きな足がかりになるだろう。(M) ↓喜ぶ人たち。「たたかってきてよかった」
↓メディアのインタビューに答える原告 ↓弁護士会館で開かれた記者会見。海外メディアもめだった
↓弁護士の報告のたびに喜びの声があがった ↓尾山弁護団長「教育裁判の歴史上、最もすぐれたものの
ひとつ。1970年の第二次家永裁判の杉本判決に比肩しうる判決」 ↓澤藤弁護士「弁護士をやってきて本当によかった。まだ司法は生きていた」 写真提供 : ビデオプレス Created by staff01. Last modified on 2006-09-21 23:28:24 Copyright: Default |