小泉は靖国参拝をするな! キャンドル行動はじまる | |
[MenuOn] Home | ニュース | イベント | ビデオ | キャンペーン | 韓国 | コラム | About | Help [login ] | |
↓11日、夕方行われた首相官邸前の抗議行動(写真はレイバーネット編集部) 会員の稲垣です。 既報の「平和の灯(ひ)を! ヤスクニの闇へ キャンドル行動」(ホームページ:http://www.peacecandle.jp)の初日に参加してきました。 メモなどしなかったので記憶に頼った簡単な報告です。 (画像は以下のウェブサイトでみられます) 弁護士会館の200人程度(?)の会議室が埋まりました。韓国からは十名の国会議員、台湾からの国会議員は大阪の集会に参加しており、明日東京に合流するとのことでした。台湾からは民主化闘争の過程で死刑判決を受けて唯一生き残ったという方が発言していました。沖縄からも靖国参拝違憲訴訟に取り組む西尾事務局長ら5名が参加しました。 午後、議員会館での院内集会と首相官邸前の参拝中止を求める行動に参加された韓国からの参加者と日本の受け入れ団体のみなさん。夜は、一時間弱の集会と30分程度のデモをおこないました。 韓国の議員団からは、小泉首相の靖国参拝は、侵略された諸国の人々に対して、日本が戦争を反省せず、ふたたび軍事的に大きな力を持とうとしているというメッセージに映る、韓国、日本の人々が連携して平和な東アジアを目指したい、という旨の発言。 台湾の人は、今回、台湾の先住民が靖国に「拉致」されている祖先の霊を取り戻すための取り組みのために来日した、自分は漢民族であるが台湾で民主化闘争をたたかって逮捕され死刑判決を受けたなかで唯一生き残った人間であり、台湾では先住民と同じように差別を受けてきた、台湾の先住民は二度、日本に殺されている、一度は日本が台湾を侵略する際に先住民の抵抗に対して毒ガスなどをつかって徹底的に虐殺した、その際に戦死した日本兵は靖国に祭られている、そして侵略統治がすすむなかで再度「高砂義勇隊」として先住民を戦線に動員し、戦死した人間を靖国に祭った。侵略戦争で先住民を虐殺した日本兵とおなじ靖国に祖先の霊が「拉致」されていることに先住民は絶対に許せない、先住民の伝統として亡くなった霊は虹の向こうにある「祖霊の邦(くに)」へ行くからだ、という旨の発言をしていました。 沖縄の西尾事務局長の話も、靖国の戦後問題として、沖縄では戦時、「友軍」といわれた日本兵に食糧やガマを略奪された沖縄の人々を戦後に厚生省が補償するのですが、それは天皇や国や日本軍に協力して犠牲となった、という理由で補償を受けるという、耐え難い扱いを沖縄の人々が受けてきた、沖縄の歴史家が本当の歴史-日本軍による略奪-を掘り起こしてきた、ということが語られました。戦死した沖縄の人も靖国に祭られている、略奪した日本兵とともに、ということでした。 小泉首相は靖国参拝を「心の問題」といいますが、自身の参拝によって踏みにじられている側の「心」には無頓着であり続けています。侵略戦争に「英霊」などいません。 デモは30分程度の短いものでしたが、蒸し暑かったので、明日以降の体力温存には良かったかな。「小泉首相は靖国参拝するな!」「アジア民衆連帯で平和をつくろう!」と元気にコールしました。いちばん元気なのは韓国議員団と右翼でした。 明日以降は台湾の先住民の人々も合流します。どうぞ、ご都合のつく日程にご参加ください。労働組合、少なかったです。万国の労働者団結お願い! 以上、簡単報告でした。 いながき@レバノン侵略にもNO! ----------------------- ●キャンドル行動日程 ●賛同の要綱 ○振込み者のお名前は振替用紙にご記入ください。 ○氏名掲載を希望しない方は、その旨をお書き添えください。 ● 「キャンドル行動」についての問合せ先 Created by staff01 and Staff. Last modified on 2006-08-19 09:37:10 Copyright: Default |