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News Item 20041202m1
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鉄建公団訴訟勝利12.1全国集会に参加して (学生)

 応援にかけつけてくれた評論家の佐高信氏が「闘わない組合は組合ではありませ ん」「労働者の血を騒がせて闘いましょう」と挨拶をしたのには驚きました。また、 「労働者」という言葉を聞いて驚きました。普段の講演会などではあまり聞いたこと のないフレーズだったので。きっと佐高氏の内心をも大きく変えるくらい、今回の闘 いは凄いのかとゾクゾクしました。会場には4300人もの人が集まっているとのア ナウンス流れたときには正直驚きました。こんなに人がいるのにも驚きました。

 国鉄闘争というものがどういうものかよく分からないのですが、裁判に参加される 皆さんが全国から集まってステージ上に登ったり、集まりの最後にアピール文を読み 上げた方が、「18年が経過している」「仲間が死んだ」「一日も早い解決を」と訴 えていたのは印象的でした。18年といえば高校3年生と同じ年齢。僕らの一生とた いして変わらない年月なのでひどく考えさせられました。

 ステージの途中で、新潟からこられた方が、「地震で魚沼産のお米が取れるかどう か分からない。でも粘り強くやる」と言っていたのを聞いて、新潟も大変、でも一緒 にがんばって欲しいという気持ちになりました。労働者とか基本的人権という言葉は テキストに載っている言葉として知ってはいましたが、はじめて実感したような気が しました。裁判良い結果が出ると良いです。

 ステージが終わると銀座の車道をみんなで行進しました。夜の車道を歩けたので ちょっと得した気分にもなりましたが、問題を訴える方法としてこういうのもあるの かと勉強になりました。出発の時の太鼓も迫力があってよかったです。これから、国 鉄問題について調べてみたいと思います。(学生)


Created byStaff. Created on 2004-12-02 11:05:46 / Last modified on 2005-09-05 03:00:10 Copyright: Default

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