「泥ウソ」国家賠償裁判、不当判決がおりる | |
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「泥ウソ」国家賠償裁判、不当判決がおりる!5月25日(火)、山形大学の刑事告発による山形大学学寮生 4人の不当逮捕事件の「泥ウソ」国家賠償裁判(詳しく はhttp://dorouso.hp.infoseek.co.jp/)で山形地裁にて 請求棄却という不当判決がおりた。 裁判は当該学生の「自分たちを告発した山形大の元学長の審議 もなしに判決を出す事はおかしい。審議をしない説明をしてほし い」という訴えを無視し、裁判官は、「請求を棄却します。異義 のある場合は上告してください」という一言を言い残し、その場 を去った。当該学生、支援者はその場で裁判官に説明を求めて抗 議したが、後に残った書記官たちは、「裁判官が判決の説明をす ることはない」と言って当該原告団、支援者に対して退去命令を 出し、最終的には警官を使ってその場から排除した。 山形地裁には警備員や警官、機動隊など5,60人ほどが山形地裁を 取り囲み、原告団と支援者による抗議集会を邪魔していたが、ちょ うど昼休みの時間帯に入り、物々しい警備に通行人の注目を余計に 集めていた。当該原告団の山形大生は「大学が廃寮に反対する自分 たちを容疑をデッチあげて警察に売った。告発の真意を知りたくて 国賠訴訟を起こしたのに、責任者である山形大学の元学長の証人審 問も却下されて何もわからないまま請求が棄却された。何の為の 裁判所なのか。今も裁判所は警察を呼び込み守られている。三権分立 はどこにあるんだ」と訴えた。
集会後、市内デモ(写真)をしながら山形大まで行った。学内で抗議集会を 開き大学当局に話し合いの申し入れの回答を聞くことになっていた が、当局の担当職員は学生課のある建物の前で何か小さくごにょご にょ言ってからすぐさま他の職員に守られながら建物の中に逃げる ようにして入り、鍵をかけて学生たちが入れないように扉を閉めた。 学生たちは素早く扉を閉められないように動いたが、大学当局の 常識的に考えられないような“作戦”に不意打ちをくらう形で閉め出 されてしまった。結局、当局側が何を言ったのがわからず、「卑怯 なマネをして逃げないで、ちゃんと大きな声で回答してください」と メガフォンで訴え、学内で抗議行動を続けた。 今回の行動には山形大の学生の他に東大、京大、東北大、法政大学
他の学生たちが集まっていた。法政大学の学生の女性は、「自分の大学
でも大学による告発で学生が不当逮捕された。今、更に大学側から学生
に損害賠償請求裁判を起こされて闘っている」と話していた。 ドキュメント「泥ウソとテント村―東大・山形大廃寮反対闘争記―」 Created byStaff. Created on 2004-05-26 20:27:18 / Last modified on 2005-09-05 02:59:49 Copyright: Default |