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5/14有事法制廃案へ! 怒りの国会デモ
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有事法制廃案へ!!4党修正案に5000人の怒りの国会請願デモ

5月14日、日比谷野音での“STOP有事法制5・14緊急集会” に参加した。前日のニュースで4党修正案が合意された事に 押さえきれない怒りを感じて小雨の降る中、人が集まった ように思う。集会は有事法制に反対する国会議員がステージ に上がり、代表が発言したりしていた。前回までは「民主党 の一部ではありますが…」と言って発言していた民主党の議 員たちはもちろんいない(彼等はどこに向かって行ってしまっ たのだろう)。
 労働組合、弁護士、高校生とそれぞれの立場で発言をして いた。航空労組の人は「有事法制が通れば、物資の運搬など、 戦争協力を強要され拒む事が許されなくなる」と訴え弁護 士は「憲法9条を守れ」と、高校生は「平和な未来を」と 訴えていた。
 集会の後、「平和憲法を守れ」「採決強行を許さないぞ!」 「廃案まで闘うぞ」とシュプレヒコールをあげながら国会請 願デモを行った。発言者のなかでも言われていたが、修正案 に何の意味があったのだろうか。戦争法案を通してしまった 民主党の責任は重い。まだ参議院がある、というが与党と民 主党が合意したなかでの国会内での状況は厳しい。
 私たちは「戦争放棄」と学校で習ったはずだ。今の子供 たちにこの有事法制をどう説明するのだろうか。武器を持と うという大人が「暴力はいけない。武器は持つな」と子供 たちに言えるのだろうか。有事法制を賛成している政治家 の人に聞いてみたい。
 多数の世論はどこで調査されるのか、についても…。
 (A.H/出版労働者)


Created byStaff. Created on 2003-05-15 02:42:58 / Last modified on 2005-09-05 02:59:17 Copyright: Default

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