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闘争突入10日目!

長期闘争を辞さず徹底的に闘おう!

国鉄千葉動力車労働組合

闘争突入一週間!

 闘争突入から1週間。われわれは一糸乱れることなく断固として闘いを貫徹している。

 JRは予備勤務中にATS−Pの訓練(東京地下ルートの保安装置切り替えに関する訓練)を業務命令し、またわれわれが争議通知を行なっているにも係わらず、休日勤務を命じ続けるなど、断じて許すことのできない不当介入を行なっている。

 われわれはこれを徹底的に弾劾し、通知どおり、指名ストへの突入をもって闘いを貫いている。すでに指名スト突入者は、畑木さん以外に千葉転支部で3名、館山支部で9名、津田沼支部で1名。だが闘いは始まったばかりだ。

腹をすえて闘おう

 さらに千葉支社は、徹底した年休抑制を各職場に指示している。何があっても運休を出さないために予備要員を確保しようというのだ。また、われわれに音をあげさせようというのである。だが、われわれは負けない。JR発足以降17年に及ぶ不当差別、不当労働行為、動労千葉破壊攻撃の数々に決着をつけるためにわれわれはたち上がった。 腹をすえて闘う。われわれは、退職を目前にして不当配転された仲間の痛み、20年も運転士発令を拒否され続けている仲間の痛み、不当配転されて17年間も塩漬けにされ続けた仲間の痛みを絶対に忘れない。そして許さない。

 われわれはこれまでも幾度となく要求し、そしてストライキに起ちあがってきた。しかしJRはそのたびにJR総連と手を結んだスト破り対策に汲々とするだけで、われわれの要求は徹底して無視し続けた。幾度煮え湯を飲まされてきたことか。断じてこんなことが繰り返されてはいけいないという思いを何度味わったことか。

 われわれのは決断した。絶対にあいまいにしない。血を流すことも恐れず、長期闘争を辞さず、徹底的に闘いぬく腹を決めた。これは国鉄分割・民営化攻撃に決着を迫る闘いだ。

29日からが勝負

 われわれは闘いの第一ラウンドでその決意が半端なものではないことを示した。第二ラウンドの勝負は29日からである。われわれはATS−Pの訓練を拒否した。だから29日以降、東京への大動脈である総武快速線の乗務を命じることができなくなる。

 会社はスト破りを総動員するであろう。だが、そんなことは長続きは不可能だ。それどころか、毎日怒りの声にさらされながらスト破りをやり続けることなど絶対にできることではない。

 さらにわれわれは、輸送混乱時に所定以外の業務は一切やらない、ということも当局に通告してある。われわれは所定以外の業務が命じられれば、直ちにその場で乗務を下りる。

 これからが勝負だ。改めて万全の闘争体制をとりきろう。

東労組の組合員へ

 東労組の組合員に訴える。自分の所属する組合の役員に対する不満や恨みつらみを言っているだけでいいのか。 現場には、不当な差別によって退職するまで昇進せず、運転士の資格をもちながら20年も発令されず、不当配転されたまま塩漬けにされている動労千葉の組合員がいることを真正面から見すえてほしい。東労組と会社が手を結んでこんな卑劣極まりない不当労働行為を続けていることに目を向けてほしい。

 それでも動労千葉の組合員は、労働者としての誇りを失わず、胸を張り、人間らしく、明るく何よりも仲間を大切にして闘い続けていること、それがなぜなのか考えてほしい。

 これは一人の労働者としての生き方の問題だ。わずかの昇進や会社の攻撃にさらされないために自己保身だけを考えて仲間どおしで足をひっぱり合い、会社のロボットになっていくような生き方をしていいのか。労働者にとって何よりも大切な財産は仲間だ。仲間を信頼して団結することだ。動労千葉に結集してともに闘おう。


Created byStaff. Created on 2004-02-21 10:42:29 / Last modified on 2005-09-05 02:59:36 Copyright: Default

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