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JCA-NETセミナー7月(全3回)第2回:サイバー戦争の「謎」を探る〜サイバー安全保障有識者会議と政府の思惑(7/27 15:00〜 Jitsi-meet) | ||||||
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2024/07/27 JCA-NETセミナー7月(全3回)第2回:サイバー戦争の「謎」を探る〜サイバー安全保障有識者会議と政府の思惑(7/27 15:00〜 Jitsi-meet)案内→https://x.gd/SrrT4JCA-NETからのお知らせ(7月のセミナー) セミナー1:7月22日(月)19時から SNSのオルタナティブへの移行を考える −X(Twitter)から分散型SNS(mastodonなど)への選択を セミナー2:7月27日(土)15時から サイバー戦争の「謎」を探る −サイバー安全保障有識者会議と政府の思惑 セミナー3:7月30日(火)19時から フォローアップ 参加費:無料(カンパ大歓迎) 参加方法 ・JCA-NETの会員メーリングリスト、セミナーメーリングリストに登録されている方は、当日30分前に、メーリングリストからの会議室案内をみてアクセスしてください。 ・JCA-NETの会員以外の方でセミナーに初めて参加される方は予約が必要です。 メールにて、jcanet-seminar@jca.apc.orgまで以下の各項目を記載して申し込んでください。 -おなまえ -メールアドレス -参加希望のセミナー番号(複数可) -今後もセミナーの案内を希望するばあいは「案内希望」とお書きください。 -セミナーのメーリングリストに参加希望のばあいは「メーリングリスト希望」とお書きください。 オンラインはJitsi-meetを使用します。 問合せ:小倉利丸(JCA-NET理事) toshi@jca.apc.org 070-5553-5495 ==================== セミナー1:7月22日(月)19時から SNSのオルタナティブへの移行を考える−X(Twitter)から分散型SNS(mastodonなど)への選択を ==================== 大企業のSNS空間は、巧妙な情報操作や検閲がつきまとい、監視資本主義の下でのデータ搾取の問題なども指摘されてきました。 しかし、市民運動や社会運動は、こうしたサービスに依存しなければ情報の拡散もままならないという深刻な依存状態を強いられてもいます。 こうしたなかで、世界的にみても、多くの運動団体がSNSの選択肢を多様化させています。 すぐにX(Twitter)から撤退できないとはいえ、mastodonなど他のSNSも併用することによって、徐々に大手営利企業のサービスからの撤退を模索しはじめてもいます。 このセミナーでは、代替的なSNSとしてmastodonを紹介したことがあります。 今回はその続編です。 とはいえ、mastodonに全くなじみのない方を念頭に内容を構成するつもりです。 masotdonは特定の企業が提供しているサービスではありません。 世界中に多くの独立したmasotdonのサーバーがあり、これらが相互に連携して大きなネットワークを形成しています。 ですから、最初に自分のアカウントをどこのサーバーに持つのかについて選択する必要があります。 そのあとの日常的な投稿についても説明します。 また、実際にmasotdonをはじめてみて躓くポイントについても説明します。 ==================== セミナー2:7月27日(土)15時から サイバー戦争の「謎」を探る−サイバー安全保障有識者会議と政府の思惑 ==================== 6月7日にサイバー安全保障分野での対応能力の向上に向けた有識者会議が開催されました。 この会議がこの間争点になってきた能動的サイバー防御の法制化を検討する中心的な存在になります。 この第一回会議で、官民の情報共有・民間支援、通信情報の利用、攻撃者のサーバ等の無害化を中心的な検討課題とすることが決まり、これらについて個別に会合を設定することも決定されました。 有識者会議には内閣官房サイバー安全保障体制整備準備室が「サイバー安全保障分野での対応能力の向上に向けて」と題する資料を提出しました。 この資料が今後の有識者会議の方向に大きく影響するものと思われます。 この内閣官房の資料には、たとえば、Wannacry、VoltTyphoon、BlackTech、Living-off-the-Land、pre-positioningなど馴染のない言葉が頻発します。 そのために、能動的サイバー防御として政府が何を狙いとしているのか、その意図すら曖昧にされています。 実は、こうした耳慣れない言葉のなかに、政権が意図するサイバー領域における先制攻撃の重要なヒントも隠されています。 セミナーでは、この内閣官房の資料を取り上げます。 特にVoltTyphoonやpre-positioningなど深刻な先制攻撃の危険性とも関連しうる問題について議論してみたいと思います。 ==================== セミナー3:7月30日(火)19時から フォローアップ ==================== 毎月最後の回は、これまでのセミナーで取り上げたテーマの積み残しや、うまく解決できなかった課題、あるいは皆さんが抱えている疑問や問題を出し合って解決していく回になります。 今月はmastodonを取り上げましたが、実際に使ってみて疑問点などあれば出していただく機会にもしたいと思います。 第2回のサイバー安全保障(能動的サイバー防御)もややこしいテーマですから、疑問などあればぜひ提起してください。 また、このセミナーではLinuxOSにも力を入れています。初心者の方でLinuxに関連する質問などができる場所が限られていますので、ぜひ疑問や質問を持ち寄ってください。 そのほか技術的なテーマとして、これまでセミナーで取り上げてきたものの一例。 -TwitterやFacebookを代替するMastodonの使い方 -CryptPadの使い方 -パスワード管理 -Wordpressによるブログの設置 -Zoomに代替するJitsiを使ったオンライン会議 -暗号化サービスProtonやTutanotaのメールサービス -機械翻訳の活用(DeepL) -LinuxOSの導入と活用 -ブラウザのプライバシー、セキュリティ設定 -InternetArchiveの使い方 など。 最近の社会・政治的なテーマでセミナーやメーリングリストなどで話題になった事柄の一例。 -ガザ戦争とIT産業の戦争責任 -能動的サイバー防御 -生成AI -スマートシティ -マイナンバーとデジタルID -インターネット遮断 -政府による暗号規制 -ミャンマー軍事政権とネット監視 -ジェンダーとインターネット など。 |