「首切り自由」は許さない!キャンペーン | |
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●「首切り自由」は許さない!霞ヶ関大行動キャンペーン 「首切り自由」の反動判決が続く中、リストラ失業社会にしてはならないと、昨年2000年12月7日争議団が手を組んで立ち上がりました。この日は、労働組合の枠をこえて東京地裁・高裁に向けて初めて1500名の大要請行動を展開し、裁判所を揺るがす成果をあげました(写真)。今年は、2001年12月4日に「霞ヶ関大行動」を計画しています。レイバーネット日本ではこのキャンペーンを支援していきます。 霞ヶ関大行動行動日程決まる!2001年 12月4日(火)日比谷野外音楽堂 12時集合(予定) 第1回実行委員会開催される 8月31日、司法・行政・財界一体となった「首切り自由」攻撃に総反撃する「霞ヶ関行動」の成功に向け第1回目の実行委員会が開かれました。38団体・52名の参加のもと、活発な意見が出されました。以下は実行委員会の内容です。 事務局からの基調提案 昨年の12.7ヒューマンチェーン行動の成果である地裁・高裁での10連敗後の7連勝の成果を確認しつつ、依然としてあるJR採用差別での不当判決、会社の「赤字」や病気を理由とした不当判決、民事再生法・会社分割法による首切り、有期雇用の拡大政策等、司法・行政・財界一体となった「首切り自由」攻撃を共同の力でハネ返そう。社会的に広げていくためにあらゆる団体に参加を呼びかけ霞ヶ関を包囲する行動を行おう。昨年と同じく東京総行動・首都大行動、あらゆる争議団・労組、そして様々な取り組みをしている民主団体・環境団体等に広く呼びかけよう。と主旨が提案されました。
参加者からの意見 「リストラ規制法との合体、司法制度改革で労働裁判をどう位置付けるか」「整理解雇の4要件の到達点が今どうなのか、シンポジュウムの開催が出来ないか」「リストラを押しとどめる行動に」「教育関連三法案は許せない」「ハンセン病、戦後補償等怒りが裁判所を動かしている」「職場に国にルールが必要」「昨年、朝日新聞の12.7ヒューマンチェーンの記事を読み勇気づけられた。その討議の中に自分がいることに感激している」「賃金差別についても連敗から、その後勝ちだした」「行動の柱として国土交通省や文部科学省もひとつのコースに入れて欲しい」と言った意見がされ、行動の日程については、事務局で調整することになりました。ホームページの立ち上げについても、参加者から積極的に協力していただける意見が出されました。
8.31第1回実行委員会 参加争議団・労組・団体
「首切り自由社会」を許すな!みんな集まれ!
霞ヶ関大行動ニュース
今後の日程
霞ヶ関大行動(仮称)ニュースNO/5 2001.8.8 「首切り自由」は許さない!実行委員会事務局 連絡先 板橋区小豆沢1−14−26東洋印刷分会 TEL 5916-4840 FAX 5916-4850 「首切り自由社会」を許すな!の共同行動を! 東京地裁・高裁は、昨年の12.7ヒューマンチェーン等の抗議運動以降、判決・決定の中で「本来解雇は自由」とは書けなくなってきました。2年前の秋から始まった労働側10連敗から、今度は労働側7連勝と勝利判決が相次いでいます。しかし行政は教育関連3法案の成立、規制緩和の強化、有期雇用の拡大、民事再生法・会社分割法等、「首切り自由」社会を小泉政権のもと一気に進めようとしています。私達はこの動きにも反撃しようと、7月26日、霞ヶ関で宣伝行動を行いました。「首切り自由」は許さない!実行委員会が東京地裁・高裁前の定期宣伝行動から1歩踏み出し、文部科学省、国土交通省、厚生労働省、最高裁前でも宣伝行動を行いました。各行政にかかわる争議団で交流を重ね「省庁前でも一緒にチラシをまこう」の論議の結果、取り組まれたものです。朝8時に地裁前に集合し、宣伝カ―3台と、ハンドマイク2個で所定の位置につき宣伝を開始しました。共同行動として26の争議団・労組、43名が参加し、14種類のチラシを各1500枚配布しました。最後は地裁前に集合し全員でシュプレヒコールをあげました。
第1回の実行委員会は 8月31日(金) 6:30より シニアワーク東京 講堂(地下) 是非、御参加をお願いします。 7月26日 霞ヶ関宣伝行動の参加労組・争議団
8月2日 第2回準備会の参加労組・争議団(受付順) 「首切り自由」社会を許すな! みんなあつまれ!霞ヶ関大行動(仮称) 8月2日(木)第2回準備会へのご参加を 日頃の御活動に心より敬意を表します。 司法・行政・財界一体となった「首切り自由」攻撃に総反撃する霞ヶ関大行動に向けた相談会を4月5日、5月8日、延べ38争議団・労組・団体からのご参加により開催しました。そして6月6日には第1回準備会を開催し、以下のような交流・討議を17争議団・労組・団体、24人のご参加でおこないました。 ◇昔、ええじゃないか「総行動」があった。生の要求を持った人が集まる「要求まつり」といった行動に。 ◇労働者の横のつながりをつくることはとても大事。教科書全国ネットのような動きも大切にしたい。 ◇別々に闘っている人たちが一緒に闘おうということ。 ◇「何をするのか」をはっきりさせることが必要。「裁判所包囲」というのは外せないのではないか。 ◇一致できるメインスローガンを明確に。 ◇「首切り自由を許さない」を一歩進めて「解雇規制」ではどうか。 ◇「みんな集まれ 首切り自由社会を許さない…」のスローガンは?12・7行動を発展させるイメージで。 ◇「首切り自由社会を許さない」で集まる。同じ日に他の行動が取り組まれているというのもいい。 ◇自分たちの争議を社会的なものにするということ。それぞれの課題を持ってどんどん来てもらおう。 第1回準備会では、「首切り自由社会を許さない…」というメインスローガンで大方の一致を見ることができたと思います。 また、実行委員会の発足予定を8月31日とし、準備を進めていくことも確認し合ったところです。こうした意見を踏まえて、行動の名称、スローガン、運動のあり方についてさらに討議を深めるため、第2回準備会の開催を決め合ったところです。 つきましては、多くの労働組合、争議団、民主団体からのご参加を呼びかけるものです。 第2回準備会 日時 8月2日(木) 午後6時30分〜 場所 シニアワーク東京 5階 第1セミナー室 第1回準備会参加争議団・労組・団体(受付順) 関西航業争議団、国民救援会東京都本部、東京争議団、明治書院労組、国労闘争団、東京国公、メレスグリオ争議団、ほるぷ労組、各専労協、東洋印刷争議団、緊急命令連絡会、NTT争議団、全動労争議団、航空労組連絡会、 東戸山小・谷本争議団、賃金差別闘争連絡会、国労闘争団に連帯する首都圏の会 ★「首切り自由」は許さない!実行委員会通信 NO2(2001.5.13) 5月10日、東京地裁・高裁前共同宣伝行動の報告 恒例の第2木曜日定期宣伝行動が取り組まれました。この日のチラシは4月12日の東京地裁での青山会事件での判決を評価した内容を1500枚作成し配布しました。判決のポイントは「企業側に採用の自由があるからといって、団結権を侵害することはできない」と新規採用でも組合活動による採用差別は不当と認定し解雇無効としたものです。 JR採用差別事件での「JRと国鉄は別会社であり、国鉄の不当労働行為はJRが負うべき立場にはない」とした98年5月の反動判決とは違い、新規採用であっても「雇い入れにおいて労働組合の組合員である事等を理由に労働者を不利益に取り扱う事は、労働組合の組合員の就職や生活を著しく困難にし、組織や活動の弱体化を招く」としたもので画期的な判決です。東京外語事件での判決と合わせ、この間の裁判所に対する共同行動の成果として確認したいと思います。 この日も出版労連の争議団定期宣伝行動に合流しました。朝8時15分に集合、各チラシをその場で丁合いして―6つのラインを地裁前で作り!人海戦術で、あっ!というまに完成―各争議団が5分づつ宣伝カ―でアピールし、最後は地裁・高裁にたいしてのシュプレヒコールを行い9時半に行動を終了しました。 次回は6月14日(木)です。多くの争議組合の参加をお願いします。 地裁・高裁で係争中の争議団の方は朝8時15分にチラシ1500枚を持ってきてください。 共同の力で司法に圧力をかけていきましょう! 参加争議団・労組・団体(順不同) 出版労連金融経済労組 同・廣川書店労組 同・教育出版労組 同・明治書院労組 同・三一書房労組 同・角川財団班 全国一般NTT分会 同・労働大学労組 同・東洋印刷分会 東京私教連 同・東京商科今井争議団 同・帝京八王子三好さん 全動労争議団 国労闘争団 明治乳業争議団 芝信用金庫争議団 (16争議団・労組・団体で合計35人の参加でした) ★「首切り自由」は許さない!実行委員会通信 NO1(2001.5.9) 霞ヶ関大行動(仮称)―5.8相談会の報告 参加争議団・労組・団体 国労闘争団 航空連本部 国労稚内闘争団 出版労連廣川書店労組・同明治書院労組 関西航業争議団 賃金差別闘争連絡会 全動労争議団 全国一般南部カンタス客室乗務員組合 東洋印刷争議団 郵政4.28ネット(権利総行動実行委員会) 闘う闘争団に連帯する首都圏の会 出版労連本部 日本製鉄元徴用工裁判を支援する会 各種学校専修学校関係労働組合連絡会議 平和な地域をつくる大田の会 (以上名簿順 16団体19人) ●討議 最初に事務局より神奈川青山会事件の東京地裁判決の報告。「新規採用でも組合活動による採用差別は不当労働行為」と認定したもので画期的な判決。(詳しくは、「首切り自由」は許さない!実行委員会事務局ニュース参照)全国一般東京外語事件判決での有期雇用契約についても整理解雇の4要件を適用し、「雇い止めの法理」を間接的に適用した判決に続くものであり、昨年の12.7ヒューマンチェーン等の共同行動の成果であることが報告されました。 各自己紹介の後、事務局より霞ヶ関大行動の目的・イメージ・行動・広げるためのリスト、の案が提案され討議に移りました。 「各産別の要求・運動を知り呼びかけに生かしていこう」「最高裁にたいしても行動を起こしたら」「メインの要求、スローガンを鮮明に」「共同行動の力で今まで突破できなかったJR・国土交通省の壁を何とか突破したい」「単産だけの運動だけではもはや限界、横にネットワークを広げたい」「草の根、市民団体にも呼びかけ社会的運動にしていこう」「勝つ為に一緒に行動する事を明確に」「全国一斉宣伝行動をやろう」「資本主義のグローバリゼーションに対して有効な反撃を」「総資本に対して総労働の反撃になるような運動ができれば」等成功に向けて多くの意見が出されました。 2次会では、「争議団にとってどうこの運動を位置付けるのか」「12.7行動をどう発展・強化していくのか」の意見等が出されたり、1人1人の「夢」が語られたり、新鮮・活発な交流になりました。 5月18日(金)国土交通省関連争議団・労組・市民団体交流会 6時半 飯田橋シニアワーク 第一セミナー室(5階) 6月 6日(水)霞ヶ関大行動の第1回準備会 6時半 飯田橋シニアワーク 第一セミナー室(5階) Created byStaff. Created on 2001-05-14 01:13:49 / Last modified on 2005-09-06 04:51:02 Copyright: Default |