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蔚山高空籠城100日、また希望バスが行く

26日、平沢・蔚山の鉄塔へ...「連帯がいつよりも切実だ」

ソン・ジフン記者 2013.01.23 14:49

1月26日、また希望バスが始動をかける。現代車非正規職労働者の鉄塔高空座り 込みは100日をむかえても、解決の兆しが見られないからだ。『非正規職ない世 の中作りネットワーク』、闘争事業共闘団など希望作り2次バス企画団は、23日 午前、大漢門前で記者会見を行い、「現代車鉄塔座り込み100日をむかえ、2次 希望バスを提案する」と明らかにした。

希望バス企画団は、「1月24日には現代自動車非正規職労働者チョン・ウイボン、 チェ・ビョンスン氏が蔚山で高空籠城を始めて100日になる」とし「使用者側の 事態解決の意志が見られず、26日にまた希望バスに乗って蔚山に行き、連帯す る」と明らかにした。

[出処:非無世]

記者会見の参加者は「地上40m、15万4千ボルトの電流が流れる送電塔に、少し どころか100日という時間、体感気温は零下30度の苦痛と北風、大雪に耐えて、 労働者が鉄塔にしがみついている」とし「全身で寒波に対抗し、100日間しがみ ついている非正規職労働者の要求は、世界超一流企業の現代自動車に大法院の 判決を守れということ」と話した。

大法院は、「現代車の社内下請は合法請負ではなく不法派遣だから正規職」と 判決したが、現代車は不法派遣を続けて、解雇された非正規職労働者を復職さ せずにいる。現代車は、チョン・ウイボン、チェ・ビョンスン氏の高空籠城が 始まった後の昨年11月、大法院で正規職にしろと判決したチェ・ビョンスン氏 を正規職として雇用するように決めたが、チェ・ビョンスン氏は「一人だけで 正規職になれない」とし、非正規職全員の正規職化を要求して、鉄塔から降り ずにいる。

現代自動車使用者側はチェ・ビョンスン氏だけに正規職人事発令を出し、一部 新規採用案を提示して、非正規職労働者全員の正規職転換要求は拒否している。 希望バス企画団は、「新規採用をエサにして、弱い非正規職労働者を脅迫し、 正規職と非正規職を仲違いさせている」と現代車を強く批判した。

希望バスは、蔚山現代自動車だけでなく平沢の双竜自動車、清州のユソン企業 など、長い間高空籠城を続けている労働者との連帯も同時に進める。希望バス 企画団は、「現代車蔚山工場鉄塔だけでなく、労組弾圧に反対してユソン企業 陸橋でホン・ジョンイン支会長が95日、国政調査と解雇者復職を要求する双竜 車鉄塔座り込みが65日を迎えており、釜山韓進重工業では損害賠償と労組弾圧 で自決した故チェ・ガンソ烈士の意を守るために戦っている」と喚起し「現代 自動車蔚山工場の鉄塔座り込みとともに、双竜自動車と韓進重工業へと向かう 連帯の歩みが絶望の時代に新しい希望を作る」と明らかにした。

希望バス企画団は続いて「現代車非正規職労働者の鉄塔座り込み100日の苦痛は この土地の900万非正規職労働者の苦痛」とし「この戦いにも敗北すれば、韓国 は900万非正規職の血で染まるほかはない」と明らかにした。希望バス企画団は 「財閥に対する非正規職労働者のとても正しく美しい戦いへの良心ある労働者、 民衆の連帯がいつよりも切実」とし、連帯と希望バスへの搭乗を訴えた。

希望バスは1月26日午前9時に大漢門を出発し、平沢双竜自動車を経て、蔚山の 現代自動車工場へと向かう。その後、蔚山現代自動車工場前で『また希望作り』 イベントを行い、同日夜にソウルに戻る。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


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