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「今日は抗議書簡伝達の日」

民主労総、ヨルリンウリ党の李富栄議長と非公開協議

ラウニョン記者

ヨルリンウリ党に抗議書簡を渡しにいったのに、 入口は機動隊で既に塞がれていた。 全国の民主労総組合員は今日(22日)1時と4時、 全国のハンナラ党とヨルリンウリ党に抗議書簡を同時多発で伝えた。 抗議書簡伝達の第一次集計の結果、全国的に1泊2日の籠城に突入した所は 7個所に達し、およそ300人が現在籠城を行っていると言う。

民主労総の各組合員は、全国各地で地域地区党舎と議員事務室を訪問して 抗議書簡を渡し、「協力する」という答弁を聞くまでが抗議書簡伝達の方法だ。 事務局長に渡した場合がほとんどだが、忠南では ヨルリンウリ党のヤンスンジョ議員が直接出てきて 「本人が最善を尽くして防ぐ」と口頭の約束をしたという。

ソウル中央でもヨルリンウリ党抗議書簡伝達を行った。 既に非正規連帯会議の占拠籠城を経験したヨルリンウリ党の中央党舎は、 抗議書簡伝達者が到着するとすぐに機動隊が入口をふさぎ、 「外では受付けることができるが、建物の中に一歩も入れない」と脅した。 罵声のやりとりの末、結局オギルソン民主労総副委員長、 チョンシクァ金属労組副委員長、そして ヒョンサンユン言論労組首席副委員長は中央党舎に入って直接抗議書簡を渡した。

一方、ハンナラ党では車両自体を防いで入口を封鎖する事態が発生し、 2時から始まった抗議書簡伝達過程がこの日の夕方7時まで続く事態が発生した。 シンスンチョル副委員長をはじめ、抗議書簡を渡しに行った 民主労総の役員は、座り込みを行った末に抗議書簡を燃やす 象徴儀式を開き、毎日ハンナラ党前での集会闘争を展開することを決意して 撤収したという。

この日の4時、民主労総役員と李富栄ヨルリンウリ党議長と関連法案の 非公開協議が進められたが内容はまだ公開されていない。

2004年11月22日21:23:46

原文

翻訳/文責:安田(ゆ)


李富栄議長「非正規法日程に追われた処理はしない」

二大労総委員長との面談で「対話の意志」を表明…ゼネストの闘争程度に注目

李富栄(イブヨン)ヨルリンウリ党議長が22日、二大労総委員長と会った席で 非正規法案に関して労働界と対話の意思を表明した。 李議長はこの日「非正規法案は、充分な対話と討論、検討審議が必要な事案だと思う。 充分な対話と討論、検討審議がされていないのに、日を指定したり 日程にとらわれて処理する必要はないと思う」と 労働界のストライキ撤回を要請したと伝えられた。

李議長は、公務員労組ストライキに関する仲裁要請については、 「簡単な事案ではない。検討してみる」と答えたと ヨルリンウリ党のイモクィ議員が伝えた。

これと共に、ハンナラ党もこの日、非正規関連法など18の法案に対して 与党が一方的に処理を試みれば、絶対に阻止すると明らかにし、 事実上今回の定期国会で非正規法案が処理されるのは困難なものと予想され、 労働界のゼネストの計画にも関心が集まっている。

特に、26日から無期限のゼネストに突入すると明らかにした 民主労総の闘争方針に変化があるのかが注目される。 民主労総イスホ委員長はこの日の午前、 政府と与党に集中交渉を提案する記者会見で 「廃棄するという合意書を書かない限り、闘争基調に変わりはない」と強調した。

しかし、法案処理の延期が確実視される状況で、 ストライキの撤回は難しいとしても「無期限ゼネスト」の程度は 低くなる可能性が高い。民主労総イスボン教宣室長は 「24日の代表者会議での議論で決定される」と述べた。 だが、民主労総は非正規改悪案阻止とともに、 非正規保護立法争奪という目標を掲げており、対話の進みぐあいによっては 闘争の程度が調節される可能性はあるものの、 全般的な闘争基調は維持されるものと見られる。

韓国労総のカンフンジュン広報局長も 「対話の席が作られれば、民主労総と共に誠実に対話に臨むが、 法案が強行されればゼネストに突入するという立場に変わりない」と話した。 カン局長はこの日の集まりに対して 「だいたい、充分な話ができたと評価できる雰囲気」だと労働界の反応を伝えた。

二大労総はこの日の面談で非正規法案と公務員労組問題を集中的に議論し、 国民年金法改悪案と企業都市法撤回要求も要求したと明らかにした。 一方、この日の面談にはヨルリンウリ党の李富栄党議長と イモクィ、チェジョンギル議員、韓国労総のイヨンドゥク委員長、崔大烈教宣本部長、 民主労総のイスホ委員長、キムテヒョン政策室長などが参加した。

ソンウンジョン記者 ssong@labortoday.co.kr 2004-11-22 午後6:50:57入力 (C)毎日労働ニュース

原文

翻訳/文責:安田(ゆ)


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