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現代製鉄唐津工場でまた労災死

工場の屋根から墜落死...誰が「死の工場」にブレーキをかけるか

チョン・ジェウン記者 2013.12.03 10:50

現代製鉄忠南唐津工場でまた労働災害による死亡事故が発生した。

民主労総忠南本部によれば12月2日午後3時53分頃、現代製鉄唐津工場内の鉄筋 工場で構造物安全診断作業をしていた現代総合設計所属の労働者ノ某(38)氏が 工場屋根に穴があき、60m下に墜落して死亡した。

当時、ノ氏と一緒に作業していた労働者のユ某氏は、現代製鉄内の消防隊と 119消防隊に救助され、近くの病院に運ばれた。

現代総合設計は、現代製鉄唐津工場の施設管理のために現代製鉄側が契約を結 んだ用役業者だという。

民主労総忠南本部は12月2日に論評して「悲痛な心情を隠せない。当惑して 言葉がない状況だ。現代製鉄唐津工場はすでに死の工場に変わってしまった」 とし「利益追求のために労働者の安全は眼中にもない経営陣の徹底した非倫理性が 工場をこの有り様にした」と批判した。

特に雇用労働部は、最近発生した現代製鉄のガス窒息死亡事故を含み、全般的 な労働災害を監視するために、この日、特別勤労監督に突入した。特別勤労監督 の初日にまた死亡事故が発生し、雇用労働部を批判する声が上がっている。

11月26日午後7時13分頃、現代製鉄唐津工場内の現代グリンパワー発電所の工事 現場でガス配管を点検していた労働者9人が、高炉ガス漏出事故の発生で1人が 死亡し、8人が重傷を負った。

今年5月のアルゴンガス漏出で5人の建設業者所属下請労働者が労災死し、11月 29日、唐津工場で作業していた配管工業労働者が墜落死した。

忠南本部のユ・ヒジョン事務局長は「雇用労働部はすべての責任から自由では ない。雇用労働部も必ず責任を負わなければならない。適当に言い逃れる状況 ではなくなった」とし「政府は現代製鉄の労災問題をもう玉虫色の言葉でやり 過ごしてはいけない」と話した。

民主労総忠南本部は「ついも総合対策を口にし、徹底した管理監督を約束した 現代製鉄は、良心があれば対国民謝罪と共に必ず法律的、道徳的責任を負わな ければならない。工場稼動を中断しても徹底した再発防止対策をたてなければ ならない」とし「現代製鉄と雇用労働部に必ずその責任を問う闘争をする」と 警告した。

付記
チョン・ジェウン記者はメディア忠清の記者です。 この記事はメディア忠清にも掲載されます。 チャムセサンは筆者が自分で書いた文章の同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


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