現代製鉄ガス漏出で9人負傷...1人死亡

発電所現場で漏出...現代製鉄の労災の深刻性がまた台頭

現代製鉄唐津工場での高炉ガス(溶鉱炉ガス)漏出事故で9人が重傷、このうち1人が死亡し、現代製鉄労働災害の深刻性がまた台頭している。

11月26日午後7時13分頃、忠南道唐津市松嶽邑の現代製鉄唐津工場内の現代グリーン パワー発電所の工事現場で、ガス配管を点検していた労働者9人が漏出した高炉ガス にさらされる事故が発生した。

彼らは近隣唐津総合病院に緊急移送されて治療を受けており、9人のうち1人は 死亡し、3人も危篤だと知らされた。事故労働者たちは現代グリンパワー(3人)、 デクァンEmc(4人)、大宇建設(2人)所属と知らされた。

警察側は高さ20mのガス配管が交差する縦横2mほどの配管内空間に入って作業を している時、ガスの漏出で事故に遭ったものと把握している。

警察はガス安全公社や国科捜などと共にガス漏出の原因を糾明するのにために 精密鑑識を行う一方、工場の関係者に対し事故原因を調査する予定だ。

民主労総のユ・ヒジョン忠南本部事務局長は「事件について現在把握中」とし 「現代製鉄ではアルゴンガスの漏出で5人が死亡した。安全不感症と表現しても 足りないほど人が死んでいる。根本的な対策が必要だ」と話した。

現代製鉄唐津工場では、2012年9月から12人の労働者が死亡し、1人が意識不明 状態に陥る重大災害が発生している。

最近では今年5月、アルゴンガス漏出の労災で5人の建設業者所属下請労働者が 死亡し、10月29日に唐津工場で作業していた配管工業労働者が墜落死した。

なお現代製鉄唐津工場内にある現代グリンパワーは鉄鋼を生産する過程で発生 するガスで現代製鉄が使用(販売)する電気を生産するために作った特殊目的法人だ。 現代製鉄と韓国中部発電が各々持分率29%で大株主だ。

付記
チョン・ジェウン記者はメディア忠清の記者です。 この記事はメディア忠清にも掲載されます。 チャムセサンは筆者が自分で書いた文章の同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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