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現代製鉄また死亡事故...「労働者の墓」

唐津3高炉で下請労働者が死亡...労働部の特別監督にもかかわらず重大災害続く

チョン・ジェウン記者 2013.10.31 16:12

現代製鉄の忠南・唐津工場でまた労災死亡事故が発生し、労働界が「現代製鉄は労働者の墓」と強く批判している。

民主労総全国プラント建設労組忠南支部によれば、現代製鉄3高炉製鋼工場8階 (54メートル)で作業していた配管工のチョン某氏(54)がパイプと思われる物体 にあたり、7階のバルコニー(47メートル)に落ちた。

10月29日午後3時30分頃、現場労働者に発見されたチョン氏は、唐津総合病院に 運ばれたがこの日の午後5時5分頃亡くなった。

現代製鉄の下請企業、ユア建設所属労働者のチョン氏は、現代製鉄唐津工場で 真空清掃用配管の連結作業などを主にしてきた。

警察側は事故当時、チョン氏の他に同僚労働者が現場におらず、正確な事故の 原因を調査中だと明らかにした。

現代製鉄唐津工場では2012年9月から11人の労働者が死亡したり1人が意識不明 状態に陥る重大災害が発生している。また今年5月のアルゴンガス漏出労働災害 で5人の建設業者所属下請労働者が死亡した。

これを契機に雇用労働部は唐津製鉄所に対し、5月20日から6月27日まで、産業 安全保健特別監督を実施し、その結果、現代製鉄の安全管理システムの総体的 不良がわかったと明らかにした。

現代製鉄898件、協力業者156件、建設業者69件、合計1123件の産業安全法違反 事項が摘発されたのだ。

当時、労働界は「工事期間短縮」が労働災害発生の核心的な原因なのに、雇用 労働部はこれに対する言及も対策もなく、特別監督結果を発表したと指摘した。 元請の現代製鉄側の強引な工事が重大労働災害を起こしたということだ。

特に今回の事故は、チョン某氏が単独で作業し、安全管理者もいなかったことが 分かり、現代製鉄は相変らず安全管理が粗雑だという非難は避けられない。

民主労総忠南地域本部、全国プラント建設労組忠南支部、金属労組現代製鉄支会 など、忠南地域労働界は31日午前、現代製鉄唐津工場C地区正門の前で記者会見を 行い、現代製鉄は「殺人企業」であり、「労働者の墓」になっていると強く批判した。

[出処:メディア忠清]

彼らは「続いて起きる労災事故と、安全な現場にする実質的な対策作りのため の努力が水泡になったようで本当残念で、悲痛な心情だ」として「現代製鉄と プラント建設産業は、労働者の犠牲ばかりを強要している」と主張した。

続いて彼らは「大部分の労災事故は建設現場の最低価請負制だけでなく、最低 価落札制により工事期間を短縮し、工事費を節約したり、多段階下請けで直接 の責任を転嫁しようとする企業等の長い慣行に始まる」と批判した。

それと共に「現場の労働安全の実質的な責任を負う元請社は、口では安全を叫 ぶものの、事故がおきるまで現場労働安全の責任者としての役割と努力が足り ない」と指摘した。

労働界は今回の労働災害に関して、△事故の原因を正確に明らかにして関連者 を問責すること、△事故再発防止対策を作り、これを労組と共有すること、 △産業安全保健委員会を構成し、毎月労使安全協議会(元請+専門建設業者+労働者 代表)を開くこと、△現場に産業堰件のを常駐させ、現場の急病患者発生時、 即時救助ができる対策を用意すること、△労組と産業安全保健協約を締結すること、 △被害者と一緒に働いている同僚の精神的衝撃に対する治療対策をたて、施行 することを要求した。(記事提携=メディア忠清)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-11-01 10:32:59 / Last modified on 2013-11-01 10:32:59 Copyright: Default

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