現代重工下請労働者また死亡

構造物の間に倒れているのを発見…今年になって下請け死亡だけで9人

現代重工社内下請労働者が工場の中で倒れ、病院に運ばれたが亡くなった。 今回の死で今年になって現代重工グループで9人の下請け労働者が亡くなった。

8月23日午前8時50分頃、 現代重工変圧器生産部で働く社内下請T産業所属のチョ某氏(46)が造船所の中で倒れているのを同僚が発見し、 近くの蔚山大病院応急室に運んだが、1時間ほどの心肺蘇生術の末に亡くなった。

同僚たちによれば、亡くなったチョ氏はT社のチーム長級の勤勉な管理者で、 業務開始2時間前の午前6時に出勤した。 土曜日のこの日もチョ氏は午前6時に出勤したことが確認された。 チョ氏は管理者なので、直接作業工程で働いているのではないが、 作業が始まる遥か前に出勤して図面を持って現場をまわり、 前日作業した部分をチェックして、当日の作業に必要な資材を準備してきた。

亡くなったチョ氏は早く出てきて当日、作業現場を点検した後、 現場を出たところで構造物の間で倒れているのが発見された。 検案に参加した同僚らによれば、チョ氏の目の周囲に青くアザができていて、 指と膝にも傷があった。倒れたチョ氏周辺にはチョ氏が持っていた図面も確認された。

病院は一応、チョ氏が急性心血管系の問題で亡くなったと見ている。 しかしチョ氏が倒れた時に目撃者はいない。 現在、夫人など遺族らは、蔚山大病院応急室に到着してチョ氏を確認した。

現代重工社内下請労組は 「すでに今年に入って9人目死亡者が発生した」とし 「特に今回のチョ氏の死は目撃者もなく、死因をめぐる争いが予想される」と話した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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