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「ソウル地方労働庁は鉄道公社の外圧に屈するのか」

KTX乗務員、 不法派遣調査結果発表を要求してソウル地方労働庁で座り込みに突入

チェイニ記者 flyhigh@jinbo.net / 2006年09月25日17時38分

KTX乗務員の不法派遣再調査の結果発表が遅れ続けているが、KTX乗務員は25日 の午後4時半頃、ソウル地方労働庁占拠座り込みに入った。これは、KTX乗務員 が7月11日に再調査に関する陳情をしてから75日が過ぎても調査発表が長びき、 これに関する疑惑が次第に大きくなり、鉄道公社の外圧とロビーで調査結果が ひっくり返るかもしれないという危機意識に始まっている。

KTX乗務員は7月に不法派遣再調査関連陳情を提出してからソウル地方労働庁の早急な結果発表を何度も要求してきた。8月31日ソウル地方労働庁前での決意大会/チャムセサン資料写真

鉄道公社はすでに「KTX女性乗務員不法派遣関連鉄道公社立場」という文書を 政府要処に配布したという事実が明らかになっている。鉄道公社は「不法派遣 の調査に関して立場を発表する」とし、ロビー文書の公開を拒否している実情だ。

一方、ソウル地方労働庁は9月18日に法律諮問団会議を招集する予定だったが、 特別な理由もなく会議は失敗に終わった。また、法律諮問団会議で不法派遣に 関する調査団の決定を付ける予定だったが、現在は非公開・非公式で運営する という立場で、KTX乗務員はこうした情況を外圧とロビーにより調査結果が翻 意される可能性があると見ている。

KTX乗務員は20日にも、△法律諮問団名簿の公開、△公式会議など透明な運営、 △交替した諮問委員を同一団体に依頼、推薦するなどを要求し、ソウル地方労 働庁の占拠座り込みに入り、イサンス労働部長官が国会で「再調査の結果を29日 に発表する」と話したことで、21日に自主的に解散した。

KTX乗務員は25日の占拠座り込みに突入するにあたっての声明書で「なぜソウ ル地方労働庁は調査過程で見せた誠実な態度を守れないのか?」、「なぜ公正 で客観的な態度を守れずに迷走し、労働者の抗議を招くのか?」と問いかけ、 「ソウル地方労働庁は事実を明らかにして透明で公開的に仕事を処理せよ」と 要求した。

ソウル地方労働庁に対するKTX乗務員の質問

  1. ソウル地方労働庁に加えられた外圧とロビーの実体は何か?
  2. ソウル地方労働庁はなぜ法律諮問団会議当日電撃的に会議を取り消したのか?
  3. ソウル地方労働庁はなぜ民弁所属弁護士を9月23日に解職したのか?
  4. ソウル地方労働庁は公式法律諮問団会議から非公開単純諮問に旋回したのか?
  5. ソウル地方労働庁はなぜ法律諮問団名簿を公開できないのか?
  6. ソウル地方労働庁はなぜ調査担当者に報告書を書かせないのか?
  7. ソウル地方労働庁はなぜ報告書を調査者ではない者に閲覧、整理させているのか?
  8. 9.18諮問団会議に付ける予定だった事実上の決定書はなぜ完成していないのか?
  9. 法律諮問団会議の取り消し理由と諮問委員の解職、そして単純諮問旋回は とうてい納得できない非常識と論理の翻意で一貫している。真の理由は何か?
  10. KTX乗務員が法律諮問団運営に関して9月22日付で問い合わせた内容に対す る即刻答弁を要請する。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2006-09-28 08:56:05 / Last modified on 2006-09-28 08:56:07 Copyright: Default

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