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韓国:KTX乗務員スト200日
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KTX乗務員スト200日、「また光る我ら」

17日、鍾路タワー前で ストライキ200日記念文化祭開催へ

チェイニ記者 flyhigh@jinbo.net / 2006年09月15日17時20分

今年の3月1日、鉄道公社からKTX観光レジャーへの乗務事業委託に反対してス トライキに入ったKTX乗務員の闘争が、いつしか200日を迎えることになった。 KTX乗務員たちは9月17日に鍾閣駅の鍾路タワー前で「不法派遣判定要求、直接 雇用争奪のためのKTX乗務員ストライキ闘争200日文化祭-また光る我ら」を 開催すると発表した。

6月8日ソウル駅で開かれたKTX乗務員ストライキ闘争100日記念文化祭/チャムセサン資料写真

今回の文化祭には、200日間ストライキ闘争を続けているKTX乗務員約100人を はじめ、鉄道労組組合員、非正規職労働者など約500人が参加する見込み。文 化連帯のキムギョンヒョン監督と段炳浩民主労働党国会議員などが参加し、彼 らを激励する予定だ。

KTX乗務員たちは3月1日にストライキに突入して以来、鉄道公社ソウル地域本 部、国会憲政記念館、康錦実・呉世勲選挙運動本部、ソウル駅と龍山駅などで 座り込みを繰り広げ、鉄道公社、KTX観光レジャー、ヨルリンウリ党、国務総 理室、労働部、国家人権委員会など多くの機関に抗議訪問するなど多様な闘争 をしてきた。5月15日、KTX観光レジャー委託を拒否した乗務員が大量に整理解 雇されている。警察の暴力連行、手配と告訴告発、損賠仮差押さえ、立入禁止 仮処分などの試練も体験している。

ストライキ闘争200日を前に、11日には国家人権委員会が「KTX女性乗務員の実 質使用者は鉄道公社であり、鉄道公社は性差別による各種差別を是正しなけれ ばならない」と勧告し、15日には女性国会議員が「KTX女性乗務員の鉄道公社 正規職直接雇用」を要求した。長い闘争に一筋の希望が伺える。来週には労働 部による「鉄道公社のKTX乗務員不法派遣再調査」の結果が発表される予定だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2006-09-19 00:39:08 / Last modified on 2006-09-19 00:39:08 Copyright: Default

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