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イサンス労働部長官、「KTX乗務員不法派遣再調査」

「KTX女性乗務員、安全業務と関係ある」 とも

イコンマム記者 iliberty@jinbo.net

26日イサンス労働部長官、「調査は客観的に」

イサンス労働部長官が、KTX乗務員の不法派遣について再調査するという立場 を明らかにし、今後の調査の過程と結果がストライキ120日を超えたKTX列車乗 務支部の闘争への影響に注目されている。

26日、公共連盟のヤンギョンギュ委員長とKTX列車乗務支部のチョンヘイン釜 山支部長、KTX列車乗務支部ソウル支部長がイサンス労働部長官とKTX列車乗務 支部ストライキ問題と、公共部門非正規職問題などについて行った面談で、イ サンス労働部長官は「勤務形態が不法派遣かどうか、もう一度判断する機会を 持つと約束する」とし、「調査は客観的にするので信頼して待ってくれ」と語っ た。

鉄道公社のKTX乗務員不法派遣について、民主社会のための弁護士会は3月に、 「韓国鉄道公社が(株)韓国鉄道流通からKTX女性乗務員を形式的に雇用し、派 遣として使ったと見るべきであり、鉄道流通は派遣法上、合法的な派遣事業主 ではなく、女性乗務員の業務が許容業務でもないため、二重の不法派遣」とい う意見を出している。

チャムセサン資料写真

イサンス、「乗務員が安全に無関係とはおかしい」

また、これまで鉄道公社とKTX列車乗務支部の間でのKTX女性乗務員の安全業務 担当問題についての論議にイサンス労働部長官は、「乗務員が安全に無関係と いうのはおかしいと思う。関係がある」とし、「サービスもするが安全度責任 を負う業務だ」と、KTX乗務員の主張に賛成した。

鉄道公社はKTX列車乗務支部のストライキ初期から「KTX女性乗務員は安全業務 を担当していない」と主張してきた。これに対してKTX列車乗務支部は「鉄道 公社の主張は、直接雇用義務を回避するために安全業務は女性乗務員の業務で ないと言っている」と説明してきた。

公共連盟、「KTX問題、政府の非正規職を止揚するという先例に残せ」

この席で公共連盟のヤンギョンギュ委員長は「労働部は労働の観点で見て、 (労働者の立場で)主張しなければならない」とし、「KTX問題は政府が非正規 職を止揚するという先例に残せる。(非正規職問題は)どこかで断ちらなければ ならない」とし、労働部が問題解決に積極的に乗り出すよう要求した。

公共連盟は「イサンス長官が不法派遣の有無を客観的に調べるという姿勢に注 目し、今後労働部の再調査の過程を徹底して見守る」と明らかにした。

一方、27日に開かれた国会労働部業務報告でも、イサンス労働部長官は「外で 見ると、KTX乗務員が鉄道公社に入りたいと駄々をこねるように見えるが、聞 いてみると不法派遣だから鉄道公社が直接雇用すべきだという立場だった」と し、「不法派遣の有無を再調査する。これから良い結果があるものと期待する」 と話し、鉄道公社のKTX乗務員への不法派遣再調査の立場を再度確認した。

2006年06月28日13時00分

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


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