韓国:なぜサムスンのタカ派が出した工作記事になったのか? | |||||||
Menu
おしらせ
・レイバーフェスタ2024(12/25) ・レイバーネットTV(11/13) ・あるくラジオ(10/10) ・川柳班(フェスタ投句先) ・ブッククラブ(10/12) ・シネクラブ(9/1) ・ねりまの会(10/12) ・フィールドワーク(足尾報告) ・三多摩レイバー映画祭 ・夏期合宿(8/24) ・レイバーネット動画 ●「太田昌国のコラム」第96回(2024/11/15) ●〔週刊 本の発見〕第368回(2024/11/21) ●「根津公子の都教委傍聴記」(2024/11/28) ●川柳「笑い茸」NO.158(2024/10/26) ●フランス発・グローバルニュース第14回(2024/10/20) ●「飛幡祐規 パリの窓から」第95回(2024/9/10) ●「美術館めぐり」第5回(2024/11/25) ★カンパのお願い ■メディア系サイト 原子力資料情報室・たんぽぽ舎・岩上チャンネル(IWJ)・福島事故緊急会議・OurPlanet-TV・経産省前テントひろば・フクロウFoEチャンネル・田中龍作ジャーナル・UPLAN動画・NO HATE TV・なにぬねノンちゃんねる・市民メディア放送局・ニュース打破配信プロジェクト・デモクラシータイムス・The Interschool Journal・湯本雅典HP・アリの一言・デモリサTV・ボトムアップCH・共同テーブル・反貧困ネットワーク・JAL青空チャンネル・川島進ch・独立言論フォーラム・ポリタスTV・choose life project・一月万冊・ArcTimes・ちきゅう座・総がかり行動・市民連合・NPA-TV・こばと通信
|
なぜサムスンのタカ派が出した工作記事になったのか?[サムスンサービス取材後記(2)]悪意的フィクションでメディア忠清を攻撃
チョン・ジェウン記者 2014.07.03 17:49
6月14日午後、メディア忠清が全国金属労組とサムスン使用者側のブラインド交渉に関する記事を報道した翌日、 記者をはじめ、労組、サムスン電子サービス支会の関係者数十人が対話していたSNSチャットルームから1/3ほどの関係者が退場する事件が起きた。 安否を尋ねたり個人の心境、低い水準の情報がやりとりされていたこの空間には、 退場後、現在もどんな文も書き込まれず、 別途のチャットルームを作ったという話だけが聞こえる。 また、ある支会の幹部は個人的に記者に電話して、 内部のSNS空間にメディア忠清への取材拒否の立場が上がってきたと伝えた。 「支会の公式立場」かと尋ねる記者の質問にこの幹部は「そのようだ」と話したが、 その後、支会がメディア忠清に公式に取材拒否の立場を明らかにしたことはない。 ただし、支会の関係者らは記者の取材に対して 「支会の方針なので話せない」、「ホン・ミョンギョ教宣委員と話せ」、 「パク・チョンミ烈士対策委報道担当者の許諾があればインタビューする」、 「私たちはよく知らない」といった反応を見せた。 6月18日、労組がソウル市瑞草洞サムスン電子本社の野宿座込場で労使双方交渉提示案を文書で公開した日、 記者は公開されたこの文書を奪われた。 ブラインド交渉の論争を取材して報道した後、報復でもするかのような彼らの姿はどこから始まったのだろうか? サムスン電子サービス支会、金属労組関係者の過度な反応は、 メディア忠清に対するどんな問題認識から出発したのだろうか? また何に基づいているのだろうか? 「サムスンのタカ派工作情報」という悪意の烙印6月14日午後5時頃、サムスンサービス支会の組合員と多様な支援団体と記者が加入する「BAND」に、誰かがメディア忠清の非公開交渉再開の記事を書き込んだ。 その後、午後7時頃に社会進歩連帯付設労働者運動研究所研究室長のハン・ジウォン氏は記事について自分のFaceBookとBANDに 「メディア忠清が出した今日付の交渉関連記事は、私が考えるにサムスン内のタカ派が工作した逆工作情報だと思います」と書いた。 続いて「ファクトは別として、意図自体が交渉を壊すことは明確」と付け加えた。 これについて、やはり同じBANDでサムスン電子サービス支会のホン・ミョンギョ教宣委員はコメントをつけ 「組合員の力強い闘争を見てきたのなら、 今、あんな記事を書かなければならないのか、よく理解できない」、 「『匿名の関係者』でなく、なぜ実名を出せないのか分かりません。 私は『匿名の関係者』は無条件に信じません」とし、 記事報道の時点と匿名処理を問題にした。 だが記事に関し、訂正や反論報道要請など、いかなる要求もメディア忠清には入っていない。 その後、ハン・ジウォン氏は問題になったFaceBookとBANDの文で一部、表現を修正した。 この過程で「サムスン内タカ派の逆工作」としていた本紙の記事は 「サムスンの理解にさらに近く見える記事」に、 「情報をよく選別しろ」という忠告は「情報を歪めた」という判断に変わった。 「交渉を壊す意図」はハン・ジウォン氏のフィクションから開始?ハン・ジウォン氏は彼が活動している社会進歩連帯のSNSチャットルームにメディア忠清記事に関する文を載せた。 14日、自分のFaceBookに文を書き込んでから二時間後だ。 彼はこの文で事実関係も確認せず、 基本的にメディア忠清のブラインド交渉記事が運動陣営内の政派間対立の構図の中から出てきたものと判断した。 [出処:メディア忠清] メディア忠清はこのハン・ジウォン氏の文で 「誰と、どこで、いつ交渉するのかも組合員がわからない交渉の不可避性」は見つけられなかった。 むしろ事実関係を確認せず、悪意的にメディア忠清を罵倒し、 多くの関係者の名誉を傷つける内容を会員共有という名分で流布した事実を確認しただけだ。 他のFaceBookでサムスンサービス支会のホン・ミョンギョ教宣委員は、 メディア忠清の記事で 「想像するよりはるかに多くのことが、耐えがたいほどねじれた」、 「チョン・ジェウン記者が多様な事実を故意に漏らした」と非難した。 だがメディア忠清の記事の何が耐えがたいほどだったのか、 どんな事実を故意に漏らしたのか、 メディア忠清に立場を表明し、正そうとしたことはない。 メディア忠清は悪意的なフィクションで始まったメディア忠清の記事に対する非難と取材妨害、 記者に対する攻撃が実際には誰のための、何を保護するためだったのかを聞きたい。 付記
チョン・ジェウン記者はメディア忠清の記者です。この記事はメディア忠清にも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。 サムスンサービス取材後記
翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2014-07-04 17:41:32 / Last modified on 2014-07-10 10:54:12 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |