韓国:KTX民営化、政府-ハンナラ党、非常対策委議論が拡散 | |
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KTX民営化、政府-ハンナラ党、非常対策委議論が拡散キム・ジョンイン「鉄道事業は公共財、KTX民営化は発想自体が誤り」
ソ・ドンヒョン修習記者 2012.01.13 12:25
KTX民営化をめぐり、ハンナラ党と政府の間で議論が広がっている。1月12日、 ハンナラ党非常対策委のファン・ヨンチョル報道担当者が政府のKTX民営化推進 に反対の立場を明確にした中で、国土海洋部は推進を続ける意思を明らかにし たことで問題になっている。こうした中、13日にハンナラ党のキム・ジョンイ ン非対委員は民営化政策は国会でも通過が難しいと述べ、議論はさらに広がっ ている。 政府がKTX水西-木浦、水西-釜山新規路線の運営権を民間に委託しようとしたと ころ、野党圏はKTXの民営化だとして強く反発したが、国土海洋部は12日午前、 民間業者だけを対象に『鉄道運営競争導入関連業界懇談会』を開き、KTXの部分 民営化政策の推進を続ける意向を見せた。 これについてキム・ジョンイン非対委員は、1月13日午前、MBCラジオの「ソン・ ソッキの視線集中」とYTNラジオの「カン・ジウォンの出発新しい朝」に連続し て出演し「鉄道産業に競争体制を導入すれば消費者の利益だという名分を打ち 出しているが、現実的に正しくない」とし、KXT民営化反対を強く主張した。 KTX民間開放説明会には東部建設、大宇建設、錦湖グループなど20社ほどの民間 業者が集まったという問いには「国土部の施行の前に多くの制度整備が必要だ が、果たして国会で貫徹できるか疑問だ」と答えた。 また、「参加する民間企業は全て建設業者だが、高速道路や最近の4大河川事業 で損をすれば政府が埋める形態で運営されてきた、政府はこのように損をする ことを何故するのかわからない」と政府の政策に疑惑を提起した。 キム・ジョンイン委員は「ここに集まる民間企業の実質的な財政状況を見れば 果たしてちゃんとできるのかも疑がわしい、きちんと運営できるか確信がなけ れば、結局コレイルはその負担をまたかぶらなければならなくなる」と指摘した。 (ハンナラ党非常対策委が)政府との線を引こうとしているのかという質問には、 線引きとは無関係とし、「過去のさまざまな事例を見た時、それがみんな見せ かけの名分で結局は何の結果もない」と(KTX民営化政策に)反対する意志を明確 にした。 さらにキム委員は「90年代、私が経済首席だった時もKTX、仁川空港なども民間 に任せようという話があった」とし、鉄道や空港のような公益に関する公共財 は、政府が運営すべきだと強調した。また「今では、あれこれみんな民間に売 り飛ばせば良いというような発想自体が根本的に間誤いだったと判断する」と 明らかにした。 彼は仁川空港民営化についても「世界でも最もうまく運営されている空港だと 評価されているのに、なぜわざわざ政府が収益になるものはみんな民間に与え るのか、その論理が全く理解できない」とKTX民営化反対の立場と同じだと説明 した。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2012-01-14 07:51:23 / Last modified on 2012-01-14 07:51:25 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |