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韓国:全北労働フォーラム発足、「社会公共性全北連帯」提案
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全北労働フォーラム発足、「社会公共性全北連帯」提案

[公共性地域闘争]チャ・サンチョル、「社会変革指向する疎通空間」

ユ・ヨンジュ記者 www.yyjoo.net / 2008年05月26日8時44分

5月22日、全教組全北支部で開かれた全北労働フォーラム発足討論会と発足行事 で、チャ・サンチョル共同代表は「運動の躍動性は、私たちが準備しなければ 権力を作れない」と話した。社会変革を指向する地域活動家の疎通空間である 全北労働フォーラム発足にあたっての挨拶だ。

▲チャ・サンチョル全北労働フォーラム共同代表

チャ・サンチョル代表は「レーニンがロシア革命の前、自分が死ぬ前に社会主 義革命が成功するのかと尋ねた。それもロシア革命からわずか二月前だった」 とし、最近、青少年が立ち上がってBSE(狂牛病)牛肉交渉に反対し、躍動性を見 せていることへの所感を表明した。全北労働フォーラム発足で「(地域活動家 が)準備して悩み、希望を共に作る、そんな労働フォーラム組織であってほしい」 という注文だ。

イ・チャンソク、「社会運動的労働運動に電話」

討論会で全北平等支部のイ・チャンソク支部長は、戦闘的組合主義から社会運 動的労働運動への転化が必要だと主張した。87年、民主労組運動を雄弁に語っ てくれた『戦闘的組合主義』は、さらに細分化された労働者間の格差と資本の イデオロギーに対応するには力不足で、労働運動の経済主義、実利主義への 革新方案としての社会運動的労働運動が必要だという意見だ。

ただし社会運動的労働運動が「完全に新しいパラダイムを提供する運動ではな い」とし、「現場運動と労働運動のシステムの変化と階級的社会連帯は、内部 の変化がなければ不可能だということを強調する意味」と付け加えた。

イ・チャンソク支部長は、韓国の労働運動が巨大労総運動を中心になされてい るという点で、「巨大労総の決定がそのまま全労働者の決定と見られた瞬間、 巨大労総内部での多様な運動性が壊されることが多い」と指摘した。

イ・チャンソク支部長は、民主労総内部での権力闘争は度を越えていると診断 した。「労使政委員会復帰だけでなく、民主労総内部ではさまざまな労使協力 主義が普遍化している」とし「巨大労総に新しい労働組合形態を、地域、単社 から変化を作り出すことが重要な課題」と提起した。

公共性闘争に関しては「何とかの公共性は、必ずわれわれ労働者がするべきだ という指針による活動から脱しなければならない」、「現場闘争=経済闘争とい う剥製化した秩序を現場闘争=政治社会闘争に変えること」が社会運動的労働運 動だと主張した。

▲5月22日開かれた全北労働フォーラム創立討論会

キム・ジョンソプ、「社会公共性闘争通じて、労働運動の社会化実現」

新しい日を開く政治連帯のキム・ジョンソプ代表は、全北地域労働運動の危機 の兆候を捕らえる中で、社会公共性闘争を通した労働運動の社会化の実現と、 地域での労働運動の変革的強化を実現せよと主張した。

地域労働運動の危機の兆候の最初の事例としては、3月9日に現代車全州工場労 働組合の昼夜間2交代制職権調印を上げた。職権調印は、過去に資本に対抗し、 かろうじて守ってきた民主労組運動の成果だが、労働者の血と汗を笑い話にし たと批判した。

先日の民主労働党の分化の過程で民主労総地域本部が示した態度では、政派の 指導部の限界、大衆組織の位置づけの問題、発表過程の問題、政治勢力化に対 する労働運動の認識の不在、党と労働組合との相互関係の偏狭さなどが総体的 にあらわれたと指摘した。民主労総全北本部は、2月の民主労働党の分党に関し、 企画離党の助長に怒りと遺憾を含む声明を発表したのに続き、メーデー集会の 過程では、民主労働党離党労働者を強く批判した。

この他に、KT労働組合懲戒解除、社会連帯運動の主導権喪失、労働組合と進歩 政党という両ウイングの機械的な誤りなどを地域運動の危機兆候に選んだ。

キム・ジョンソプ代表は、地域次元の資本蓄積戦略が具体化されていて、「労 働者階級は資本が譲った排除と恐怖の政治を追い出し、共存と包容の政治連帯 と疎通の政治を具現しなければならない」と主張した。

キム・ジョンソプ代表は、20年の民主労組精神を復元し、地域本部の役割を強 める方向で社会公共性闘争による労働運動の社会化実現を強調した。キム・ジョ ンソプ代表は「登録料闘争-教育公共性争奪闘争と民間医療保険導入および医療 市場化阻止闘争、公企業私有化阻止闘争、放送公共性争奪闘争など新自由主義 構造改編阻止闘争などを全社会的な闘争に展開しよう」と提案した。

キム・ジョンソプ代表はこうした実践を集める形で(仮称)社会公共性・公教育 強化のための全北連帯結成が必要だと提起した。

この日発足した全北労働フォーラムについては「全国的な労働運動の流れから 見れば重要な試験台」になるとし、「社会と直接連帯する団体(組織)ではなく、 会員を教育して現場と労働組合の当面の課題を確認しつつ、地域における労働 運動の変革的強化を実現」という組織としての意味を付与した。

全北労働フォーラムは3年前、不意の事故で亡くなった故チョ・ムニク活動家が 提案した事業で、この3年間地域活動家たちの粘り強い活動により結実した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-06-01 02:51:47 / Last modified on 2008-06-01 02:51:48 Copyright: Default

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