韓国:消えない「竜山惨事」の悲哀...来月3周忌 | |||||||
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消えない「竜山惨事」の悲哀...来月3周忌を迎える竜山真相究明委「拘束撤去民釈放、強制退去禁止法制定を要求」
チョン・ヨンギル記者 2011.12.06 12:27
1月20日、竜山撤去民が占拠した櫓に警察の特殊部隊を投入して強制鎮圧し、 撤去民5人と警察1人が死亡した竜山惨事が発生してから3年になる。 竜山惨事3周年に先立ち、竜山惨事真相究明委は12月6日の午前、光化門広場で 竜山惨事遺族と真相究明委関係者など30人の参加で記者会見を行い、竜山惨事 生存者の拘束撤去民を釈放し、竜山惨事の再発を防止するための強制退去禁止 法を制定しろと要求した。 真相究明委は「惨事の生存者の撤去民だけが惨事の責任をかぶって拘束され、 3年間くやしい獄中生活を続けている。櫓から墜落して負傷した撤去民は、11月 に五回目の再手術を受け、障害を抱いたまま1審で4年の刑が宣告され、控訴審 では法定拘束のおそれがあり不安を感じている」と明らかにした。 しかし、「無理をして性急に公権力を投入した殺人鎮圧責任者のキム・ソッキ (前ソウル警察庁長官)は、李明博政権の功労者として者で大阪総領事になり、 8か月後には総選挙に立候補するために帰国した。法廷で明らかになった真実を 無視し、検察による歪曲された主張だけを受け入れて、撤去民だけに重い刑を 確定判決したヤン・スンテ判事は、大法院長に任命された」とし「惨事の責任 者はMB政権の功労者になって華麗な復活を夢見ている」と糾弾した。 現在、竜山惨事で死んだ故イ・サンニム氏の次男、イ・チュンヨン氏と全撤連 のナム・ギョンナム議長など8人が5年〜4年の刑が確定し、3年近く刑務所に 収監されている。 竜山惨事遺族と真相究明委は、来年1月20日の3周忌の前に、間違った都市開発 政策の被害者であり、かろうじて惨事で生き残った拘束撤去民の無条件の釈放 と赦免を要求した。真相究明委は、拘束撤去民釈放赦免要求宣言を行い、宗教界、 市民社会、政党など約2000人が参加した宣言を発表した。 一方、真相究明委は、今も用役チンピラの暴力を動員による殺人的な強制退去 と無分別な開発で、もうひとつの竜山惨事が予告されていると警告している。 真相究明委は、竜山惨事のような残念な状況を起こさないための住居権の法制 化とともに、強制退去の予防に必要な原則と国家の責任などを明らかにする 「強制退去禁止法」の制定が必要だと強調した。 真相究明委が準備している強制退去禁止法には、△強制退去禁止、△撤去現場 暴力行為禁止、△退去禁止時期規定、△再定着権利の内容が含まれている。 真相究明委は強制退去禁止法制定のために今年3月、強制退去禁止法制定特別委 を構成し、民弁、ソウル弁護士会などと共にセミナーおよびフォーラムなどを 開いた。10月には鄭東泳(チョン・ドンヨン)、キム・ジネ、キム・ヒチョル、 姜基甲(カン・ギカプ)議員室と共に国会で『強制退去禁止法』討論会を開いた。 強制退去禁止法制定要求宣言には、現在までに4263人が参加した。彼らは12月 初めに国会に立法請願書を提出し、3周忌の前に法律を制定させる方針だ。 竜山惨事真相究明委は拘束撤去民釈放と強制退去禁止法の制定のために6日から 3周忌の来月19日まで、光化門広場で毎日1人デモを行う計画だと明らかにした。
翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2011-12-07 03:04:02 / Last modified on 2011-12-07 03:04:10 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |