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「基本権を制限する集示法は認められない」

竜山氾国民対策委のパク・レグン、イ・ジョンフェ委員長の初公判

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チャムセサン/ 2010年02月10日15時28分

2月10日、竜山氾国民対策委のパク・レグン、イ・ジョンフェ共同執行委員長に 対する初公判がソウル中央地法の523号法廷で開かれた。

パク・チョンギ、イム・ギランお母さん、ムン・ジョンヒョン神父などの社会 運動の元老と、竜山惨事遺族、全国撤去民連合会員、竜山氾国民対策委関係者 などやく150人の傍聴者が40席しかない狭い法廷をぎっしり埋めた。裁判は予定 された時刻より1時間遅れて11時35分頃に始まった。

検察は未申告不法集会10回、117回に達する日没後集会を開催し、道路の通行を 妨害した容疑でパク・レグン、イ・ジョンフェ委員長を起訴すると述べた。

パク・レグン委員長は裁判の冒頭で立場を明らかにする陳述で、「朴正煕軍事 政権の時、憲法が保障する国民の基本権である集会デモの自由を制限するため に作った『集会および示威に関する法律』は人権運動家として認められない」 と明言し、「集示法で刑事処罰しようとするのも不当だ」と集示法への意見を 述べた。また、「警察が憲法で保障される国民の基本権を恣意的に判断して解 釈し、規律するのも不当な処置」だと警察執務執行の違憲性を指摘した。

また「検察は本人が一人か二人と不法集会を共謀したと主張するが、355日間、 亡くなった方々の葬儀のために多くの宗教家、市民、良心的なすべての人々と 共謀したので、検察の起訴状は間違っている」とし、竜山氾国民対策委活動の 正当性を主張した。

一方、イ・ジョンフェ委員長は「竜山氾国民対策委の活動は、進歩や保守、正 しいか間違いかの問題ではなく、亡くなった方々を賛えて追慕する人間の基本 的な道理に関するもの」とし「警察はこうした人間の道理さえ妨害する極悪非 道な行為を続けた」と話し始めた。

「警察のこうした行動も、国家暴力により発生した竜山惨事の真実を隠すため の事」とし「人間が人間として扱われ、隣人と平和な共同体にしようと努力し ていかなければならない」と述べ、すべて陳述を終えた。

この日の裁判は陳述を聞くだけで終わった。次の裁判は3月12日午後2時から。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-02-12 05:14:11 / Last modified on 2010-02-12 05:14:12 Copyright: Default

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