韓国:報道機関と野党を予算議員総会とだましてFTAかっぱらい | |||||||
Menu
おしらせ
・レイバーフェスタ2024(12/25) ・レイバーネットTV(11/13) ・あるくラジオ(10/10) ・川柳班(11/22) ・ブッククラブ(10/12) ・シネクラブ(9/1) ・ねりまの会(10/12) ・フィールドワーク(足尾報告) ・三多摩レイバー映画祭 ・夏期合宿(8/24) ・レイバーネット動画 ●「太田昌国のコラム」第96回(2024/11/15) ●〔週刊 本の発見〕第368回(2024/11/21) ●「根津公子の都教委傍聴記」(2024/11/14) ●川柳「笑い茸」NO.157(2024/9/26) ●フランス発・グローバルニュース第14回(2024/10/20) ●「飛幡祐規 パリの窓から」第95回(2024/9/10) ●「美術館めぐり」第4回(2024/10/28) ★カンパのお願い ■メディア系サイト 原子力資料情報室・たんぽぽ舎・岩上チャンネル(IWJ)・福島事故緊急会議・OurPlanet-TV・経産省前テントひろば・フクロウFoEチャンネル・田中龍作ジャーナル・UPLAN動画・NO HATE TV・なにぬねノンちゃんねる・市民メディア放送局・ニュース打破配信プロジェクト・デモクラシータイムス・The Interschool Journal・湯本雅典HP・アリの一言・デモリサTV・ボトムアップCH・共同テーブル・反貧困ネットワーク・JAL青空チャンネル・川島進ch・独立言論フォーラム・ポリタスTV・choose life project・一月万冊・ArcTimes・ちきゅう座・総がかり行動・市民連合・NPA-TV・こばと通信
|
報道機関と野党を予算議員総会とだましてFTAかっぱらい軍事作戦のように野党をだます...キム・ソンドン議員が催涙弾で対抗したが力不足
キム・ヨンウク記者 2011.11.22 19:58
韓米自由貿易協定(FTA)批准同意案を11月22日、ハンナラ党が報道機関と野党を すべてだまして軍事作戦のように本会議場を奇襲占拠し、強行処理した。 ハンナラ党はまず報道機関と野党をだますために、報道機関と野党には24日の 本会議処理の可能性を示唆し、22日の午後2時の議員総会は、予算関連議員総会 と広報した。しかし予算案を議論すると言っていた議員総会は、本来国会本庁 1階の会議室で予定されていたが、会議直前に本会議場反対側の予算決算委員会 会議場に場所を移した。 予算の議論をしている2時50分頃、ファン・ウヨ院内代表が「今日の午前、金振杓 (キム・ジンピョ)院内代表の意思を確認したが、民主党は交渉の意志がないよ うだ。決断の時がきた。韓米FTAを処理するために本会議場に移動しよう」と強行 処理の意思を示した。ハンナラ党の議員はこの時まで指導部の計画を知らなかった ことが分かり、この日の強行採決が軍事作戦のように緻密な準備の下で行われた ことを証明している。 続いてハンナラ党の議員はすぐ反対側の本会議場に移動した。この日の強行処理 を予想していなかった野党議員には、3時5分頃にこの事実が伝えられ、野党議員 はこの時から本会議場に集まり始めた。また3時11分頃に警護権が発動された という知らせも伝えられた。 本会議場に入った民主党と民主労働党の議員は議長席に座っているチョン・ウィ ファ国会副議長にかっぱらいを中断するよう要求したが、すでに壇上への階段 は、国会の警備員で囲まれていた。数で不利な野党議員が壇上を占拠した与党 を防ぐには力不足な状態だった。こうした状況で、本会議強行の議決定足数を 越えた4時8分頃、民主労働党のキム・ソンドン議員が議長席の下で催涙弾の 催涙ガスを議長席に撒いた。 キム・ソンドン議員が撒いた催涙ガスで、しばらく会議の進行が中断したが、 催涙ガスが収まると議員はまた席に座った。続いてチョン・ウィファ副議長は 4時24分頃、本会議の開会を宣言して、まず本会議の非公開案件を上程、通過 させた。 言論にも韓米FTAかっぱらい処理の姿を公開しないということだ。しかしこの前 の4時10分頃、民主労働党の一部党役員が本会議場4階の記者傍聴席に通じる ガラス扉を壊して記者室の扉を開放した。民主労働党のある当局者は、ガラスを 割る時に手に怪我をして、血を流した。民主労働党党役員がいなければ、歴史的 な強行採決の状況をマスコミが伝えられない可能性もあった。 チョン・ウィファ副議長は、本会議の非公開案件を処理してから2分後の26分頃、 韓米FTA批准同意案を職権上程した。批准同意案の採決は約3分で終わった。 野党議員はかっぱらい処理が終わると、かっぱらい無効と叫んだが、チョン副 議長は続いて韓米FTA履行法案14本もまた強引に上程した。14本の法案の強行 採決には20分もかからなかった。 ▲本会議解散後、野党議員が立場を発表している。 ハンナラ党の強行採決が終わり、引き潮のように抜けた本会議場に残った野党 議員は、惨憺たる表情で議員総会を行い、本会議場での座り込みを決めた。 野党、「かっぱらいクーデター韓米FTA無効闘争する」民主党の孫鶴圭(ソン・ハッキュ)代表は「ハンナラ党が一方的に強行処理した 韓米FTAの無効を宣言し、無効闘争を展開する」とし「この政権で無効化ができ なければ、私たちが政権交替により韓米FTA無効を宣言し、韓米FTAを新しくし ていく」と宣言した。 また「FTAを防げなかったことについて国民の前に謝罪する」とし「また国民と 共に李明博政権の暴挙とクーデター無効化のために先頭で闘う」と述べた。 民主労働党の李正姫(イ・ジョンヒ)代表も「みじめだ。18代国会の2008年最初 の定期国会から4年目の最後になるこの国会まで、強行処理で終わらなかった時 はない」とし「憲法119条2項を無力化する韓米FTAについて、これは手続き的に も内容的にも無効だと憲法裁判所に提訴する」と述べた。 この日、催涙弾を投げたキム・ソンドン議員は「率直な気持ちとしては、爆弾 でもあればハンナラ党の一党独裁国会を爆破してしまいたい」とし「大韓民国 庶民の生存権を威嚇し、国家の司法主権を押し倒したこの偽りに満ちた韓米 FTAを通過させる李明博大統領とハンナラ党を、国民の力で審判してほしい。 国民の命令なら、命を惜しまずに頑張る」と訴えた。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2011-11-23 01:08:12 / Last modified on 2011-11-23 01:08:15 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |