韓国:[19日キャンドル集会]暴雨の中、市民はキャンドル集会を続ける | |||||||
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3千市民、「われわれは平和で合法だ」[19日キャンドル集会]暴雨の中、市民はキャンドル集会を続ける
イ・コンマム記者
iliberty@jinbo.net / 2008年07月19日21時55分
午後10時頃、鍾路1街の鍾路区庁交差点に到着した市民は、深夜12時をすぎた現 在も路上から離れずキャンドルを灯している。しばらくやんでいた雨がまた降っ ているが、市民はむしろ叫び声をあげてその場を離れずにいる。 ▲台風が予告された20日午前、あふれる暴雨の中でも市民は「李明博は退け」と路上を守った。[写真:キム・ヨンウク記者] ▲降り注ぐ雨の中でもキャンドルは消えなかった。[写真:キム・ヨンウク記者] 警察は、世宗路交差点方面と鍾路区庁方面、ソウル市庁方面をすべて防いでお り、放水車を前に出して市民への解散警告を続けている。午後11時10分頃、市 民が爆竹を打ち上げて「李明博は退け」を叫ぶと、放水した。警察は「爆竹を ならせば放水を続ける」とし「色素が混じった放水銃を撃ち、最後まで検挙す る」という警告放送もした。市民は爆竹でキャンドル集会を祭りにしているが、 警察は放水車を動員してこれを防ごうとしている。 そのため市民たちは爆竹を中断して裸で警察の前に歩いていった。するとまた 警察は「警察に近寄れば放水する」と警告した。警察の警告放送が続き、市民 が警察に「不法道路占拠を中断して家に帰って寝ろ」という警告放送をするこ ともした。 ▲数人の市民はおもちゃの爆竹を鳴し、警察に退けと叫んだ。[写真:キム・ヨンウク記者] ▲市民は暴雨の中でも楽しみを忘れなかった。[写真:キム・ヨンウク] 一時、戦警隊列の後に私服に白い雨具を着た警官が登場し、市民の強い抗議を 受けた。もし暴力事態が発生すれば、警察と市民を区別できない状況が発生す る恐れがあるからだ。そのため人権団体活動家たちは「警察が公務を執行する 時は制服を着なければいけない。なぜ私服で市民と同じ姿をしているのか、責 任者は知らせてくれ」と警察に回答を要求したが、警察側は沈黙を続けた。 [19日22:00]キャンドル市民、鍾路1街道路を占拠中 李明博政権の一方通行に怒った市民のキャンドルが続いている。今日(7月19日)の 米国産牛肉反対キャンドル集会は、デモ行進で満たされている。 ▲今日の集会は市民のデモ行進で満たされている。 午後10時00分、現在は鍾路で世宗路交差点側に3千人の市民がデモ行進を続け、 警察は教保文庫の前で阻止線を張っている。鍾路区庁交差点に到着した市民は 「李明博は退け」と叫び、道路を占拠したままで集会を続けている。警察は解 散を勧める警告放送をしており、放水車を配置している。 午前から降り始めた暴雨がやんだ午後7時、市民らはキャンドルを持って清渓広 場に集まった。警察は今日も間違いなく市庁に通じるすべての道を戦闘警察バ スで防いだ。 キャンドル集会が始まる前、清渓広場ではソウル市教育委員長選挙に立候補し た記号6番チュ・ギョンボク候補の遊説があった。チュ・ギョンボク候補は「今 日は初伏で、29日は重複だ。そして30日はギョンボクを選ぶ日」としながら 「豊かな家の子供や金のない家の子供も、同じように幸せな教育を受ける権利 が与えられるべきなのに、李明博政権はこれを難しくしている。30日、李明博 政権の誤った教育を審判しよう」と支持を訴えた。これに清渓広場に集まって いた市民は拍手をして「チュ・ギョンボク」を連呼した。 ▲ソウル市教育委員長選挙に立候補した記号6番チュ・ギョンボク候補が遊説をした。 キャンドル集会が始まる午後7時になって、全大協とアンチ李明博旗を掲げた市 民が鍾路に出てデモ行進を始めた。デモ行進を始めた約千人の市民は「打倒李 明博!解体ハンナラ党!」を叫び、鍾路3街ソウル劇場の前を通り、乙支路を経て、 また鍾路2街でデモ行進を続けた。午後8時30分頃には清渓広場で集会をした市 民がデモ行進に合流し、デモ行進に参加した市民の数は3千人ほどに増えた。 市民は「われわれは平和で合法的な集会をしている」とし「平和集会を保証しろ」 と声を高めた。 一方、昨日(7月18日)、国際アムネスティがキャンドル集会での人権侵害状況に ついて「警察は過度な武力を行使し、放水銃や消火器のような非殺傷群衆統制 装置を乱用した」と韓国政府に憂慮を示した。 これに対して法務部は「放水車、消火器などを使ったのは最低限の公権力行使 であり、国際的基準にも符合する」と反論し、警察庁は「アムネスティはキャ ンドル集会が主導者のいない自発的な平和集会だと主張するが、進歩団体が今 年の初めから緻密に準備してきた」、「毎晩、都心の交通をマヒさせて鉄パイ プを使う不法暴力デモを平和だと見る視点には共感できない」と述べ、また背 後論を持ち出した。 こうした警察と法務部の反応に狂牛病国民対策会議は今日、論評で「民衆を殴 る警察が、厚かましくもアムネスティの発表に反発した」とし「李明博政権と 違い、アムネスティは韓国のデモの実状を非常に正確に理解している」と一蹴 した。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2008-07-23 05:24:46 / Last modified on 2008-07-23 05:24:46 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |