韓国:教育監協議長「国定化で愚か者を作るのか?」 | |
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教育監協議長「国定化で愚か者を作るのか?」張輝国光州市教育監の「反日年次休暇闘争」、4時間直接書いた手紙を伝達
ユン・グニョク記者 2015.11.02 12:34
▲2日午前、政府世宗庁舎教育部前で1人デモをする張輝国光州市教育監[出処:光州市教育庁] 全国市道教育委員長協議会長をしている張輝国(チャン・フィグク)光州市教育監が11月2日午前、「反日年休」を出した。 「わが国の子供たちを愚か者にする政策である中高校の歴史教科書国定化に反対する」という手紙を黄祐呂(ファン・ウヨ)長官に伝えるためだ。 「創意教育を打ち出した教育部がこれではいけない」張教育監は「国定化行政予告」最終日のこの日午前8時から1時間ほど、 政府世宗庁舎教育部正門の前で1人デモを行った後、 教育部長官室に手紙を渡した。 この手紙は10月7日午後に張教育監が4時間かけて、直接書いたものだ。 世宗市の崔教振(チェ・ギョジン)教育監もこの日、張教育監と共に行動した。 A4用紙3枚分の手紙で張教育監は 「国定化は子供たちに一つの考えだけを注入して強要し、思考力と判断力をマヒさせ、画一的な愚か者を作る最も非教育的な愚民化教育政策」だとし 「『自分で考え、判断し、行動する人』ではなく、 『言われるまま、与えられるまま受け取る愚か者』にする結果をもたらす憂慮がとても高い」と指摘した。 この日、張教育監は教育部前の1人デモでも 「21世紀を生きていくわが国の子供たちに一つの考えだけを強要してはいけません」という文句が書かれたプラカードを持った。 25年間光州などの地で歴史を教えた張教育監は、 朴正煕(パク・チョンヒ)、全斗煥(チョン・ドゥファン)政府の時に教師として国定教科書を教えなければならなかった痛みも手紙に込めた。 「冷酷な維新独裁と軍部独裁時代、その時の国史教科書は国定でした。 良心と所信によって教えることができず、進度に従って教科書を読み、 進度に従って教科書に書かれた通りに教え、しっかり覚えさせました。 1980年5月、全斗煥など新軍部の光州虐殺を直接見て聞いて育つ子供たちに 「正義・福祉社会を実現するために全斗煥大統領が率いる第5共和国が発足した」と書かれた通りに読んで覚えさせ、 とても恥ずかしかったし、良心によって生きることができない無力さに崩れて行きました。」 これについて張教育監は記者との電話通話で 「その当時、韓国史を国定教科書で教えた1980年代はずっと胸の内で泣きながら教えた」とし 「真実を語って教えれば、誰も知らないうちにこっそり捕まって大変な苦労をするかも知れないという強迫に踏み付けられ、 その時は胸を打って泣きながら授業をした」と話した。 歴史教師出身の張輝国「朴正煕、全斗煥政府時代は泣きながら教えた」▲2日午前教育部長官秘書室に手紙を渡すチャン教育監と崔教振世宗市教育監[出処:世宗市教育庁] 張教育監は手紙で 「歴史教師にまた偽りを教えたという批判や願望、良心と所信を守れないという恥辱を抱かせてはいけない」とし 「今からでも(国定化の告示を)取り消せ」と願った。 張教育監はこの日、手紙を渡した後に 「2015改正教育課程で『創意・融合型人材養成』を一番前面に出した教育部が、 創意と融合をすっかり捨てた歴史教科書を作ろうとするのは自家撞着」だとし 「国定教科書は必ず防がなければならないと考え、万感が交錯している」と記者に胸の内を打ち明けた。 一方、李在禎(イ・ジェジョン)京畿道教育監とイ・チョンヨン仁川市教育監もこの日の午前、 ソウルの青瓦台前にある国民直訴の鐘の前で「国定化に反対する1人デモ」を繰り広げた。(記事提携=教育希望) 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2015-11-08 11:30:01 / Last modified on 2015-11-08 11:30:02 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |