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青瓦台「疎通広場」に書き込んだ教師を拘束するか…教師たち反発

セウォル号惨事「教師宣言」を行った53人の教師たち「私たちも拘束しろ」

ユン・ジヨン記者 2014.09.02 18:59

警察が青瓦台の自由掲示板に 「セウォル号惨事真相究明および朴槿恵政権退陣」宣言文を掲示した教師と全教組の指導部に対する拘束令状を請求し、論議がおきている。 教師宣言に参加した現職教師は記者会見を行い 「私たちすべてに拘束令状を請求しろ」と反発している。

先立って鍾路警察署は8月29日、 時局宣言と早退闘争で国家公務員法を違反したとし、 全教組のキム・ジョンフン委員長とイ・ヨンジュ首席副委員長に対する拘束令状を請求した。

5月13日、青瓦台ホームページの自由掲示板に 「セウォル号惨事真相究明、朴槿恵政権退陣教師宣言」文を掲載したイ・ミンスク教師にも拘束令状が請求された。 警察はイ・ミンスク教師に対する拘束令状請求の理由として 「犯罪の重大さ」と「再犯の憂慮」を提示した。

教師宣言をした現職教師たちは、9月2日午後5時、 ソウル市光化門広場で記者会見を行い警察の拘束令状請求を強く批判した。 実名を明らかにした53人の教師たちは立場文で 「イ・ミンスク先生の教育的実践が正しく正当だったのに、 むしろ拘束令状請求の理由になるのなら、 私たちにも同じように適用されなければならない」と声を高めた。

京仁高のチョ・ヨンソン教師は 「5月13日の教師宣言に参加した後、 教育部が監査員を送り本人確認をした。 その後、クラスの学生に『懲戒されるかもしれない』と言うと、 学生たちが『自由民主主義国家では自由掲示板に文を書き込んでも懲戒しない』と笑った」とし 「イ・ミンスク先生が拘束令状請求された状況を学生にどう説明すればいいのか。 私にも拘束令状が請求しろ」と批判した。

続いて「朴槿恵(パク・クネ)大統領は、今も遺族に会わず、 最低の道理も破っている」とし 「私たちの行動は正当だった。 イ・ミンスク教師への拘束措置は直ちに撤回されるべきだ」と強調した。

イ・ミンスク教師への拘束令状請求が教師にクツワをはめる不当な対応だという批判も続いた。 イ教師は学校で直接授業をしている現職教師で「逃走」の憂慮がなく、 すでに警察の捜査で関連資料が押収され、 証拠隠滅の可能性がないのに、警察が過度に拘束令状を請求したという指摘だ。

▲青瓦台国民疎通広場に上がってきた朴槿恵退陣教師宣言[出処:青瓦台ホームページ]

また53人の教師は 「教師宣言が掲載されたのは青瓦台の『国民疎通広場』の『自由掲示板』で、 国民なら誰でも自由に『意見』を掲示できるように作られた場所」とし 「これを拘束捜査するというのはまったくおかしい」と主張した。

続いて「われわれは遺族はもちろん、すべての国民と共に真実究明と責任者処罰、捜査権と起訴権が保障された特別法制定に先頭に立ち、 朴槿恵大統領が直接責任を取ることを要求し続ける」とし △イ・ミンスク先生への拘束令状請求の即時撤回、 △教師宣言に参加した教師に対する司法処理と懲戒の試みの即時中断、 △捜査権と起訴権が保障されたセウォル号特別法制定を要求した。

なおソウル中央地方法院は9月3日午前10時、 イ・ミンスク教師と全教組のキム・ジョンフン委員長、 イ・ヨンジュ首席副委員長の3人に対する令状実質審査を行う予定だ。 裁判所は令状実質審査を経て、この日の夜に拘束の有無を決定する。

イ・ミンスク教師拘束令状請求に対する立場発表参加教師たち
(省略:原文参照のこと)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-09-03 13:40:23 / Last modified on 2014-09-03 13:40:24 Copyright: Default

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