すさまじい物価高騰!生活が追いつかない/最低賃金の「再改正」を求めて政府に要請 | |||||||
Menu
おしらせ
・レイバーフェスタ2024(12/25) ・レイバーネットTV(11/13) ・あるくラジオ(10/10) ・川柳班(11/22) ・ブッククラブ(10/12) ・シネクラブ(9/1) ・ねりまの会(10/12) ・フィールドワーク(足尾報告) ・三多摩レイバー映画祭 ・夏期合宿(8/24) ・レイバーネット動画 ●「太田昌国のコラム」第96回(2024/11/15) ●〔週刊 本の発見〕第368回(2024/11/21) ●「根津公子の都教委傍聴記」(2024/11/14) ●川柳「笑い茸」NO.157(2024/9/26) ●フランス発・グローバルニュース第14回(2024/10/20) ●「飛幡祐規 パリの窓から」第95回(2024/9/10) ●「美術館めぐり」第4回(2024/10/28) ★カンパのお願い ■メディア系サイト 原子力資料情報室・たんぽぽ舎・岩上チャンネル(IWJ)・福島事故緊急会議・OurPlanet-TV・経産省前テントひろば・フクロウFoEチャンネル・田中龍作ジャーナル・UPLAN動画・NO HATE TV・なにぬねノンちゃんねる・市民メディア放送局・ニュース打破配信プロジェクト・デモクラシータイムス・The Interschool Journal・湯本雅典HP・アリの一言・デモリサTV・ボトムアップCH・共同テーブル・反貧困ネットワーク・JAL青空チャンネル・川島進ch・独立言論フォーラム・ポリタスTV・choose life project・一月万冊・ArcTimes・ちきゅう座・総がかり行動・市民連合・NPA-TV・こばと通信
|
すさまじい物価高騰!生活が追いつかない〜最低賃金の「再改正」を求めて政府に要請2022年10月から発効した今年の最低賃金は全国平均で「961円」。しかし、その後の物価高騰はすさまじくこれでは生活は追いつかないと、「最低賃金大幅引き上げキャンペーン実行委員会」は、10月24日厚労省に「再改正」を諮問するように申し入れた。午後に開かれた会見で同事務局の河添誠さんは、10月22日付の「朝日新聞」を広げた(写真)。「物価31年ぶり 3%上昇」の大見出しが踊る。 河添さんは「物価高騰に賃金が追いついていない。賃金の底上げが必要だ。政府ができる賃上げは、最賃を上げること。私たちの要求は、もう一回中央最低賃金審議会で審議をやって“再改正”してほしいということ。厚労省はすぐに動いてほしい」と語った。また、わたらせユニオンの嶋田書記長は「フランスでは物価高騰を受けて、1年で4回も引き上げを行っている。日本でもできるはず」と強調した。 会見に出席した各ユニオンからは、現場の実態が報告された。「非正規の労働者が多く、現在の最賃ではフルタイムでも手取りが15万円。電気・ガスも上がり本当に厳しい」(下町ユニオン)。「地方では車は必需品だが、ガソリンが170円になり2年前と比べて5千円も上がった。日用品も高騰している」(生協労連)。「収入と支出のバランスが崩れ始めている。カップラーメンが2ケタから3ケタになった。1000円を超える外食はもうできない」(郵政ユニオン)。とくに非正規労働者やクルマに頼る「地方」が、大打撃を受けていることが浮き彫りにされた。 質疑の中で紹介されたのがフランスのケース。フランスでは毎年1月に最賃の決定がされているが、物価が2%上がった場合には「自動改正」される仕組みになっている。そのため2021年10月、2022年1月、5月、8月と1年の間に4回の最賃引き上げが行われたのである。10月16日にはパリで「賃上げ・大企業課税求める物価高抗議デモ」が3万人規模で行われたが、政府と国民との攻防が続いている。10月以降、物価高が本格化する日本。私たち日本の労働者・市民も手をこまねいてはいられない。(M) Created by staff01. Last modified on 2022-10-24 18:02:17 Copyright: Default |