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たんぽぽ舎メルマガNO.2607〜なぜわたしは町民を埼玉に避難させたのか−事故前のウソ、事故後のウソを語る
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たんぽぽ舎です。【TMM:No2607】
2015年10月7日(水)地震と原発事故情報−5つの情報をお知らせします
                           転送歓迎
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★1.「なぜわたしは町民を埼玉に避難させたのか−
   事故前のウソ、事故後のウソを語る」
   10/13(火)井戸川克隆さん学習会にご参加を!
   「東電は責任を取れ」連続講座第17回
★2.原発による環境汚染が生態系に及ぼす影響を監視するため
   2004年からサクラ調査を継続
   近日、サクラ調査報告集(第12集)をホームページに掲載します
              山田昌郎(たんぽぽ舎サクラ調査ネットワーク)
★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
  ◆10.11被ばく学習会
   『甲状腺がん多発と広範な健康障害を考える』
   お話:高松 勇さん、山本英彦さん(小児科医・医療問題研究会)
  ◆10・11守田敏也さんお話会〜子どもの未来を守るために
   ―食と放射能・内部被ばくってなに?―
   お話:守田敏也さん 主催:放射能から豊中の市民・子どもを守る会
  ◆10/17【原発避難計画】「原発避難問題の現況と検討」
   報告:上岡直見〔環境経済研究所(技術士事務所)〕
   主催:交通権学会  http://www.kotsuken.jp/
★4.雑誌・新聞より2つ
  ◆東芝が自民党資金団体に“違法スレスレ”献金
   5年間で1億円超も!粉飾決算露呈後も続けるのか!?
                     (週刊金曜日 2015.10.2より抜粋)
  ◆「被ばくで発症」と主張 福島事故後の甲状腺がん
                      (10月7日04時00分東京新聞WEBより)
★5.テント日誌10月4日(日) 経産省前テントひろば 1485日
   ヘイトスピーチ撃退法もあるのだ…     (I・K)
   核兵器と原発による被ばく被害を隠すな! (K・M)
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※10/10(土)第2回学習・討論会にご参加を!
  「原発産業ご三家は兵器産業の大手企業−戦争法案と原発再稼働を
     総合的にとらえて闘おう」
 日 時:10月10日(土)18時開場、18時30分より21時まで
 お 話:山崎久隆さん、坂東喜久恵さん
 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
 資料代:800円
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※10/14倉澤治雄さん講演学習会にご参加を!
 「未来への負の遺産−原発ごみはどこへ行く」
日 時:10月14日(水)19時より21時
お 話:倉澤治雄さん(科学ジャーナリスト、元日本テレビ報道局解説主幹)
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
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┗■1.「なぜわたしは町民を埼玉に避難させたのか−
 |  事故前のウソ、事故後のウソを語る」
 |  10/13(火)井戸川克隆さん学習会にご参加を!
 └──── 「東電は責任を取れ」連続講座第17回

  講 師:井戸川克隆さん (前双葉町長)
  日 時:10月13日(火)19時より21時
  会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
  参加費:800円
  よびかけ:経産省前テントひろば・たんぽぽ舎
  賛同団体:東電株主代表訴訟など約122団体

 ○国はなんキロメートル以内は離れろと言うだけ。それでは足りないから自分で遠くに
離れるしかない。私の役目は放射能から町民をいかに早く遠くに離すかしかないわけです
よ。
 ○国はなぜ福島県だけに(SPEEDI情報の通達を)押し付けてしまったのか。本来で
あれば、国の災害対策本部がSPEEDI情報を発信すべきではないか。県が情報を出せ
なければ、国が出せばいい。
 ○いざという時は、情報は来ない。自ら判断するしかない。
 ○これは災害ではない。事故でもない。事件なのだ。
 ○子供を守ることは当たり前で、それができないのは獣にも劣る行為だと思う。
 ○いつかは戻る。でもすぐには戻れないから墓も神社も祭りもある理想の仮の町が必要
なんだ。
 ○日本政府の対応に厳しい勧告をしたグローバー報告。これに対し日本政府は「このグ
ローバー報告は間違いが多い」と反論した。この嘘には我慢できない。


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┗■2.原発による環境汚染が生態系に及ぼす影響を監視するため
 |  2004年からサクラ調査を継続
 |  近日、サクラ調査報告集(第12集)をホームページに掲載します
 └──── 山田昌郎(たんぽぽ舎サクラ調査ネットワーク)

  たんぽぽ舎サクラ調査ネットワークでは,原発による環境汚染が生態系に及ぼす影響
を監視するため,2004年からサクラ調査を継続しています。
 この調査ではサクラ(ソメイヨシノ)の木1本あたり約1000個の花を1個ずつ観察し,
花弁とガクの数や形状の異常の有無を記録しています。
  今春の調査結果の集計が先日終わりましたので、報告集をなるべく早くたんぽぽ舎の
ホームページに掲載します。
 12年目となった今回(2015年)は,36本(都道府県別では,鹿児島6,宮崎4,愛媛1,
岐阜8,富山1,神奈川2,東京3,埼玉5,福島3,宮城3)のサクラを調査しました
。いずれも3回目以上の調査となる木で,10回目の調査となった木も8本ありました。
  今回の調査結果では,鹿児島,宮崎,愛媛,岐阜,神奈川,東京,福島,宮城で,昨
年より異常花率が減少した木が多かったのですが,8月に川内原発が再稼働したことによ
り,今後この影響がどのように出てくるか,引き続き監視する必要があると思います。
  今後とも、たんぽぽ舎サクラ調査ネットワークへのご支援・ご協力をどうぞよろしく
お願いいたします。


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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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 ◆10.11被ばく学習会
  『甲状腺がん多発と広範な健康障害を考える』
     http://www57.atwiki.jp/20030810/pages/239.html
  【講演と質疑応答】
      高松 勇さん(小児科医・医療問題研究会)
      山本英彦さん(小児科医・医療問題研究会)
 日 時:10月11日(日)13:15開場 13:30〜17:00
 会 場:文京区アカデミー茗台(めいだい)学習室A
         文京区春日2-9-5  Tel 03 (3817) 8306
         (地下鉄丸の内線「茗荷谷」駅下車)
 申 込:anti-hibaku@ab.auone-net.jp
     必ず申し込みをお願いします。
 主 催:放射線被ばくを学習する会
 資料代:800円(学割あり)

 甲状腺がん多発は、スクリーニング効果だといい、過剰診断だという。50ミリ
シーベルト未満の地域は2017年3月までに避難指示を解除するという。
 こんな言い分が許されるのか?
 発売されたばかりの『甲状腺がん異常多発とこれからの広範な障害の増加を
考える』(医療問題研究会、耕文社1,200円+税)。
 著者お2人を招いて、進行する福島の低線量・内部被ばくの現状を徹底分析
していただきます。


 ◆10・11守田敏也さんお話会〜子どもの未来を守るために
  ―食と放射能・内部被ばくってなに?―

 日 時:10月11日(日)13:30(開場)14:00〜16:30
 お 話:守田敏也さん(ジャーナリスト)
 会 場:とよなか男女共同参画推進センター・すてっぷホール
     *福島現地激励訪問(7/3〜5)で撮ってきた飯館村・南相馬・
      福島市内などの写真をホール内で展示します。
 主 催:放射能から豊中の市民・子どもを守る会 090-8980-2436
 参加費:500円
 申し込み:当日参加も可能ですが、できれば事前に予約をお願いします。

  「内部被ばくと食の安全・放射能健康被害」「原発再稼働と避難計画」「原発輸出」
問題など多岐にわたる分野に詳しいジャーナリストの守田敏也さんからお話をうかがいま
す。
 今、改めて放射能の基本からを学習し、子どもたちの未来のために何ができるかを考え
行動するための企画です。詳しくは、下記のブログをご覧ください。
   http://nonuketoyonaka.blog.fc2.com/


 ◆10/17【原発避難計画】交通権学会関東部会

 報 告:上岡直見「原発避難問題の現況と検討」
 日 時:2015年10月17日(土)報告は15:50〜16:50(多少、時間の前後あり)
 会 場:早稲田大学早稲田キャンパス 11号館 911教室
  ※申込不要・無料 参加されなかった方には、終了後資料を提供できます。
 主 催:交通権学会  http://www.kotsuken.jp/
 連絡先:<sustran-japan@nifty.ne.jp>

  2015年8月に川内原発の再稼動が行なわれたのを始め、各地の原発で次々と再稼動が
準備されているが、住民が被曝せずに避難できるかどうかの検討は置き去りである。特に
避難時間シミュレーションについて、どのような手法で行われているか、その信頼性につ
いて指摘する。また国や自治体の対応の変化を整理し改めて原発と避難の問題を考える。
また帰還推進政策の一環として「安心の強要」のため利用されている「リスクコミュニケ
ーション」にも触れる。
 1. 原発避難の現状と経緯
 2. 事故の進展と被曝
 3. 避難シミュレーションの現状と問題点
 4. 避難計画に関する「集団無責任体制」
 5. リスクコミュニケーションの欺瞞性


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┗■4.雑誌・新聞より2つ
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 ◆東芝が自民党資金団体に“違法スレスレ”献金
  5年間で1億円超も!粉飾決算露呈後も続けるのか!?

       (前略)
  政治献金をみると両者の癒着ぶりはさらに鮮明だ。自民党の資金団体「国民政治協会
」に対する東芝の政治献金は、1977年から2013年までの37年間で14億円超。粉飾があった
時期にも献金は続く。
   ▼2009年→3850万円 ▼10年→1400万円 ▼11年→1400万円
   ▼12年→1400万円   ▼13年→2850万円
   −−5年間で1億円以上。
   東芝単体の訂正された有価証券報告書によれば、09年3月期には約1550億円の赤字
(純損失、以下同じ)、10年は約1638億円の赤字を計上。11年は約1298億円の純利益だが、
翌12年は再び約136億円の赤字、13年も約334億円の赤字だ。
   5年のうち4年が赤字。税金も払っていない。企業モラル上問題があるのではない
か。  (中略)

  衰退する米原発産業の影

   だが、問題は政官財の癒着だけではない。米国の影響だ。東芝が粉飾に手を染めた
一因が、06年の米原発企業ウエスチングハウスの買収にあると専門家に指摘されている。
市場価格の3倍と言われる約6000億円も出し、経営を圧迫したというのだ。(後略)  (三
宅勝久・ジャーナリスト)  
      (週刊金曜日 2015.10.2より抜粋)


 ◆「被ばくで発症」と主張 福島事故後の甲状腺がん

  東京電力福島第一原発事故後、福島県で見つかっている子どもの甲状腺がんの多くは
被ばくで発症したものだと主張する分析結果を岡山大の津田敏秀教授(環境疫学)らのチ
ームがまとめ、国際環境疫学会の6日付の学会誌電子版に発表した。別の疫学専門家から
は「結論は時期尚早」との指摘がある。
 研究チームは、福島県が事故当時18歳以下だった約37万人を対象にした昨年末時点まで
の甲状腺検査の結果を分析。年間発症率は事故前の日本全体と比べ、20〜50倍と算出した
。さらに福島県内でも地域によって発症率が最大2・6倍の差があった。(共同) (10
月7日04時00分東京新聞WEBより)


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┗■5.テント日誌10月4日(日) 経産省前テントひろば 1485日
 |  ヘイトスピーチ撃退法もあるのだ…   (I・K)
 |  核兵器と原発による被ばく被害を隠すな! (K・M)
 └──── 「経産省前テントひろば」

  今朝は桜田修成がテント襲撃予告をしていたので泊まり開けの人たちも残ってくれて
いて賑やかだった。
  昨日に続いて秋晴れの気持の良い天気、12時ごろからだんだん応援の人が駆けつけて
くれて心強い。しばき隊転じてアザラシ隊とかいう人たちも集まってきた。
  2時半ごろ地下鉄経産省側の出口から怪しい人が現れると、即、アザラシ隊の人が帰
れコールで押し返した。
 3時少し前予告の本人が財務省の方の出口から現れた。演説を始めたが、アザラシ隊の
ノイズ音楽で打ち消され我々には何も聞こえてこなかった。
 Hさんがトラメガで道行く人たちに状況説明「テント襲撃予告してきたレイシストたち
が今あちらでヘイトスピーチを始めたのでノイズを流しています。原発のことを議論する
のはいつでもしますが、ヘイトスピーチは許せません」と。
 彼らは1時間ほどなにやらしゃべって帰って行きました。
  時々小さな揉め事はありましたが、テントには何の被害もなく良かった。ただこのま
まで済むのか、またやってくるのかちょっと心配です。
  彼らが引き上げたので後は残った人たちにお任せして4時過ぎテントを後にしました
。  (I・K)

   核兵器と原発による被ばく被害を隠すな!

  反核世界社会フォーラム2016日本準備会(仮)の連続学習会「原爆と原発」(10月3日)
で次のことを教えられた。
 1945年8月、広島を原爆で空爆した16時間後に発表された「トルーマン声明」は、原爆
による爆発力を強調し、放射能被害を無視していた(「”ヒロシマ・ナガサキ”被爆神話
を解体する」(柴田優呼、作品社))。広島・長崎の被ばく被害を隠し、原爆の開発・製
造による米国内の被ばく被害をも隠す為に。
 原子力発電による放射能被害もずっと過少評価されてきている。原発は、核分裂反応に
よって十万年以上放射能を持ち続ける高レベル放射性廃棄物を生成するばかりか、常に被
ばく労働を必要とし、周辺を放射能汚染してきた。
  さらにひとたび原発事故が起これば、多大な放射能被ばくをあらゆる生命に与える。
福島第一原発事故による甲状腺他のがんや白血病や心筋梗塞等、多くの致命的被害を、国
も県も自治体も過少評価し隠している。
 そう、核兵器による被ばく被害も原発による被ばく被害も、核推進者たちが隠して続け
ているのだ。その事実を再認識し、反原発運動の中で、被ばく被害を明らかにし続けるこ
とが重要だ。
 テントの夜の雑談でも、福島における被ばく被害が隠されている沢山の事実をKさんが
教えてくれた。
   泊まり明けの月曜日の朝は、経産省正門前で情宣活動。
  経産省は大嘘つき、原発が安全だとか安いだとか原発が無いと電力が足りないとか嘘
ばかりついている、エネルギー基本計画を建てる資格は無い。
 原子力規制委員会は原子力安全・保安院よりもひどい、イチエフ放射能汚染水のコント
ロールもブロックもできていないのに、加害者東電の柏崎刈羽原発6,7号機の再稼働審
査を優先させているなどと声を上げながら、Iさんといっしょに配った。 (K・M)
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