報告 : 逆ギレ集会パート2〜ブラック企業に現場からのプロテスト | |||||||
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報告=北健一(ジャーナリスト/出版ネッツ) 5月18日、「ブラック企業に立ち向かう仲間たちの集会」、通称・逆ギレ集会part2が、東京・文京区民センターで開かれました。橋下市政下でのストをはじめ、ブラック企業・使用者に対抗する現場からのプロテストが次々に紹介され、深い想いが語られ、互いに元気をもらう、感動的な集会になりました。トルコの組合活動家を含む、120人が参加しました。 「密告を恐れ、ものが言えない」(大阪市)、「震災の支援からも外された」(宮城県内のすき家)、「仕事を与えず『トイレ以外立つな』と1日中椅子に座らせた」(宮古毎日=写真上)、取材に応じたことを口実に組合支部長から仕事をすべて取り上げた(阪急トラベルサポート)、組合をつくったら業務を廃止し職場全員解雇された(KDDIエボルバ)、挙句の果ては「校長との団交を理由に逮捕された」(がくろう神奈)など、駆けつけた仲間たちから明かされた攻撃は、信じがたいほど異常なものばかり。まさに経営の逆ギレで、橋下市長に至っては「マジギレ」だとか。 そんな目に遭いながらも、「ストライキはインパクトがある」(大阪教育合同労組 ・山下さん=写真)、「雇止めの一言で人を捨てる、有期雇用に一石を投じる」(KDDIエボルバユニオン・見留さん)、「組合だからこそ、横暴な経営にも立ち向かえる。なければ泣き寝入り」(宮古毎日労組・恩川さん)と、現場での経験に裏打ちされた希望が語られ、深く共感しました。 都労委あっせん員の水谷研次さんは、「権利を行使することで、労働者は労働者たりえる」と「潮流を超えた運動」を激励。自らもストを理由に1 億を超える損害賠償を吹っかけられている(1審は幸い勝訴→会社控訴)全国一般なんぶの平賀委員長は「もう少し広く、深いつながりを」と呼びかけました。 Created by staff01. Last modified on 2012-05-19 15:08:41 Copyright: Default |