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新しい力の源泉〜「海を越えた初恋ー1989スミダの記憶」特別試写会
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12月20日、東京・葛飾区金町の地区センターで、韓国スミダ闘争とその後を追ったドキュメンタリー映画「海を越えた初恋ー1989スミダの記憶」特別試写会がおこなわれた。映画を制作した「ドキュ希望」の朴貞淑監督(写真下)は、「5年前日本に来たとき、ある人から韓国スミダのテレホンカードをいただいた。その方が17年間大事にしてきたことって何だろうと考え始め、映画をつくることになった。5年間かけてやっとできあがった」と声を詰まらせた。

映画は、当時の映像をふんだんに使い、共に闘った人々の今に続く生きざまが映し出され、語られる。試写会には韓国から20年前に来日して闘った韓国スミダ労組代表4名と、工場に籠城して闘った3名が来日した。鄭賢淑委員長は「希望を持って生きることを描いてくれてうれしい。この映画が新しい力の源となってくれればと思う」とあいさつした。

映画は23日のレイバーフェスタ(東京しごとセンター)で、午後6時35分から上映される。朴監督と鄭委員長のあいさつがある。(尾澤邦子)


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