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WSF2002「労働に関する全体会議」(2月1日)レジュメ 解説: 宣伝: パネラー: 来賓: 参加: <基本問題> □ 貧困を減らす名目での新自由主義政策の推進は、貧困をさらに産み出す。 □ 北からの支援は少なく、しかもそれは北の富を維持するためだけのものである。過去25年間の市場ルールは、貧困を増大させる一方で大投資家に有利なものであった。1980年には、世界の上層10%は下層10%の70倍の所得を得ていたが、1999年にはそれは102倍になった。 □ 国際機関はいま、社会的契約を望まない投資家階級によって支配されている。 □ 労働者階級にはふたつの強みがある。それは、すべての国で数に勝ることであり、いかなる場所でも不可欠だということである。投資家のいない世界はイメージできても、労働者のいない世界はイメージできない。 □ 「ワシントンの合意」に基づく支配的な諸政策は、エリートたちの期待に反して、あまりに深刻な人々の苦痛と困窮を引き起こしている。 □ 財政参加のいくつかの積極的経験は、人々が政府はどのように資金を集め使うべきかを決定する道があることを示している。 □ 世界的エリートは、地域エリートをして民衆と対立するよう働きかけている。 □ 地域的な発展政策の原則があるところでは、賃金は上昇する。輸出に依存する経済においては、国際競争力が低下するとの意見が強まり高賃金は困難となる。 □ 不安定な雇用環境で、労働者の組織化が保障されていない、労働市場におけるインフォーマル部門が増大してきた。 □ 多数の国々が要求すれば、世界政策の中に人権が含まれうる。 □ 主として低賃金で劣悪な労働環境におかれた女性労働者が増えてきた。男女間に賃金不平等がある。女性は最初に解雇され、最後に雇用されている。非公式労働が女性に与える影響は深刻である。 □ 労働運動にとって青年層は不可欠の同盟者である。 <提起された諸提案> 1 労働者が十分に参加でき、貧しい者の立場が擁護され、経済的・政治的民主主義が推進されるような、ニュータイプの世界的組織をつくる。この組織は、世界中の労働組合を強化する側面をもつ。 2 労働者の初歩的要求に止まらず、人権・フェアトレード・社会的公正・貧困者非差別者擁護・不平等への対決など、政治と経済の課題を同様に追求するような、社会的・政治的ユニオニズムを強化する。 3 破壊的な諸政策に対抗し、人々の生活を根本的に変革する世界的な社会運動を構成する他のあらゆる運動体と、人種の壁を越えて連帯を築く。 4 我々は、ワシントン合意に対する世界的オルタナティヴを作っていくために、「国際主義」を越えて「グローバル市民権」を推進しなければならない。 5 我々は、諸権利の世界化に関する具体的内容のある、世界的に結びついたキャンペーンを行うため、オルタナティヴとその実現戦略に関する共通基盤を作っていかなければならない。 6 我々は、人々が自分の生活を改善し、公的資金を貧しい者に直接分配することができるように、あらゆる次元での参加基準を提案する。 7 我々は世界社会フォーラムにおいて、世界的民主主義、世界基準に関する闘いへの道を築かなければならない。 8 グローバル市場の矛盾を解決するために、世界的諸制度を作る世界的な社会契約を推進する。 9 我々は、極端な貧困を抑制し分配の新しい政策を提起するような、現在の寡頭製的システムに変わるオルタナティヴ・モデルを推進しなければならない。 10 北と南の労働運動が異なる道を歩むことを防ぐため、ヨーロッパ・アメリカ・アフリカ・アジアの労働運動の間の絆を築く。 11 我々は、労働組合内部の民主主義・参加・透明性を拡大することで、労働運動組織の強化を図っていかなければならない。 12 賃金交渉に関する議論では、社会的利益の観点を入れなければならない。 13 未組織労働者を組織する。南米では50%の労働者がインフォーマル部門であり、そうした労働者は権利確立のために組織される必要がある。 14 我々は、労働者の要求を明確にし、それに基づいたプログラムに資源を投資し、労働者がアイデンティティをもてるような組織をつくらなければならない。 15 労働組合は、女性に対する正当な労働条件とあらゆる暴力の排除を要求しなければならない。そのために、労働組合を含むあらゆる場面での政策決定・指導部への女性参加を進める。 16 労働組合の交渉は、女性の抱える問題を含むべきである。 17 人々の生活条件を改善するために、交渉の制約を減らす
WSF公式サイトより翻訳:JNK Created byStaff. Created on 2002-02-05 11:31:36 / Last modified on 2005-09-05 02:58:43 Copyright: Default |